マーケット・プレディクション(10/21〜 10/25)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 96.00 〜 100.00
ユーロ/円 ・・・ 131.00 〜 136.00
豪ドル/円 ・・・ 92.00 〜 96.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3300 〜 1.3800
先週は債務上限問題を巡ってオバマ民主党と下院共和党の迷走が続き、10月に入って一部政府機関の閉鎖が続いていましたが、
期限ぎりぎりの16日にようやく暫定案の合意を見ました。
ただ、その内容は「問題の先送り」との印象は免れず、連邦政府が必要な資金を国債発行で賄う期限を2月7日まで先延ばし
にし、今年度予算の編成を1月15日までに行うという内容です。
さらに中長期の財政再建策を協議する超党派の組織を12月13日までに組織することにもなっており、
12月後半ごろには再び米議会でドタバタ劇が繰り広げられる可能性を残しております。
結局、オバマ民主党も共和党も「デフォルトだけは避ける」という観点から妥協しただけで、今後も両党の主張に
隔たりがある以上、数カ月後には再び同じことが繰り返されそうで、「日経ヴェリタス」紙はこれを、「ワシントンリスク」と
評して、議会の混迷の背景を特集しています。
またホワイトハウスの報道官は国民向けEメールで「No winners」というタイトルで今回の危機を説明しているように
今回の世界中を巻き込んだ「政争」に勝者はいません。
財政問題がひとまず棚上げされたことで、今後市場の注目は「緩和縮小」がいつ、どの様な規模で行われるのかに移ります。
そうなると緩和縮小に影響のある米経済指標が注目されるということです。
発表が延期されていた「9月の雇用統計」は今週22日に発表されることになりました。
一部には既に「賞味期限」が切れているとの見方もありますが、米経済指標の中で最も重要な指標であることは変わらず、
ここしばらくは重要指標がなかっただけに、市場はある意味「楽しみ」にしているところがあります。
現在予想は失業率が7.3%で、非農業部門雇用者数は18万人のプラスです。
発表が延びたことで、いつも程の反応は見られないかもしれません。
少なくとも来週のFOMCに影響を及ぼすほどの結果にはならないと思われ、仮に20万人を超えるようでも、12月のFOMCでの
緩和縮小期待が高まる程度ではないかと見ています。
緩和縮小が後ずさりになったことで、米債券市場には安心感が広がり金利は低下「価格は上昇」しています。
米長期金利の上昇を手掛かりに100円台までドルが上昇したことを考慮すると、金利の低下はドル下落圧力の増加をbr>
意味します。
米デフォルトリスクへの懸念からドルが売られた際でも96円台半ばで下げ止まったことから、95円を超えるドル安は考えにくい
一方、重要な「200日線」を下抜けすると損失覚悟のドル売りが加速するリスクもあります。
個人投資家のドルロングも徐々に増えているようです。
■ 今週の注目材料 ■
- 10/21 (月)
日 9月貿易統計
日 8月景気動向指数(改定値)
独 独9月生産者物価指数
欧 ユーロ圏政府債務(2012年、対JDP比)
米 9月中古住宅販売
- 10/22 (火)
中 中国 9月景気先行指数
米 9月雇用統計
米 10月リッチモンド連銀製造業指数
加 カナダ8月小売売上高
- 10/23 (水)
豪 豪第3四半期消費者物価指数
欧 ユーロ圏10月消費者信頼感(速報値)
英 BOE議事録発表
米 8月FHFA住宅価格指数
加 カナダ中銀政策金利発表
米 決算発表 → ボーイング、キャタピラー、AT&T
- 10/24(木)
中 中国 10月HSBC製造業PMI(速報値)
独 独10月製造業PMI(速報値)
独 独10月サービス業PMI(速報値)
欧 ユーロ圏10月製造業PMI(速報値)
欧 ユーロ圏10月サービス業PMI(速報値)
欧 ユーロ圏10月総合景気指数(速報値)
欧 EU首脳会議
英 カーニー・BOE総裁講演
米 新規失業保険申請件数
米 9月新築住宅販売件数
- 10/25(金)
日 9月消費者物価指数
独 独10月ifo景況感指数
欧 ユーロ圏9月マネーサプライ
欧 EU首脳会議
欧 アスムセン・ECB理事講演
英 英4−6月期GDP(速報値)
米 9月耐久財受注
米 10月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
10/26(土)
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