マーケット・プレディクション(11/25〜 11/29)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 99.00 〜 103.00
ユーロ/円 ・・・ 134.00 〜 139.00
豪ドル/円 ・・・ 91.00 〜 95.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3200 〜 1.3700
先週の為替市場では「円全面安」が進み、ドル円は7月以来の101円台半ばまで円安が進み、ユーロ円に至っては
2009年10月以来となる136円台半ばまで円が売られました。
きっかけは、11月8日に発表された「10月の雇用統計」でのサプライズでしたが、その後は世界的な株高や
日銀金融定会合後に黒田総裁が、インフレ率が想定シナリオと異なった場合には「政策の余地がある」と発言した
ことなどを手掛かりに、円売りが強まったものです。
ここ数カ月は97円−99円台でもみ合っており、「三角もちあい」を形成してきたドル円でしたが、99円30銭を抜けた
ことで「三角もちあい」を上放れ、さらに「週足」でも同様に「三角もちあい」うぃ上抜けしています。
これらを受け、市場参加者は5月にドル高が進んだ時と同じように、ドル先高観に変化して来ました。
また、円は対ユーロやポンドに対しても一段と売られ「円キャリートレード」もかなり活発に行われていると
思われます。
ドルのもう一段の上昇が展望されるようになったことで、「心理的な変化」もドル高円安が進んだ大きな要因だったと
思われます。
週明けの月曜日には101円台後半まで円安が進み「株高と円安」が同時に進行しています。
今週はドル高がどこまで進むかが焦点になります。
5月に記録した103円74銭を簡単に上抜けするにはまだ力不足です。
かといって、簡単にドルショートを作っても利益が取れる地合いでもないようです。
NY株式市場の上昇に引っ張られるように日経平均株価が上昇していることから、NY株式式市場でなにかをきっかけに
「調整」が進まないと、ドル円の下落も望めません。
シカゴIMMの通貨先物ポジションを見ると、「円売りドル買い」のポジションが急激に膨らんでいます。
11月19日時点のポジションではネット売り越しが、11万2千枚を超えており、これは今年最大規模の売り越し
になっています。
投機筋は先週あたりから「円の先安観」を強め、円売りを加速させたものですが、年末も近いこともあり、いつその
ポジションを解消するのかも注目されます。
彼らのトレーディング手法は非常に長けていて、市場心理がドル高に傾いたころを見計らって急激にポジションの解消を
行ってくる場合があります。
特に今週後半には「サンクス・ギビングデー」も控えていることからドル安に振れることも考えられます。
101円台では様子をみることも選択肢の一つです。
ショートを取るにしても早すぎると危険です。
といっても、ここでロングというわけにもいきません。
来年を見越したポジションメイクは来週末の雇用統計を見極めてからでも遅くはありません。
■ 今週の注目材料 ■
- 11/25 (月)
日 黒田・日銀総裁講演
米 10月中古住宅販売成約指数
- 11/26 (火)
日 日銀金融政策決定会合議事要旨(10月31日分)
米 10月住宅着工件数
米 10月建設許可件数件数
米 9月住宅価格指数
米 9月ケースシラー住宅価格指数
米 11月消費者信頼感指数
米 11月リッチモンド連銀製造業指数
- 11/27 (水)
独 独12月GFK消費者信頼感
英 英7−9月期GDP(改定値)
米 新規失業保険申請件数
米 10月耐久財受注
米 11月シカゴ購買部協会景気指数
米 11月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
米 10月景気先行指標総合指数
- 11/28 (木)
日 9月鉱工業生産
中 中国 10月工業利益
独 独11月雇用統計
独 独11月消費者物価指数(速報値)
欧 スペイン7−9月期GDP(改訂値)
欧 ユーロ圏10月マネーサプライ
欧 ユーロ圏11月景況感指数
英 BOE金融安定報告書発表
米 感謝祭(株、債券市場は休場)
- 1/29(金)
日 10月失業率
日 10月消費者物価指数
日 10月鉱工業生産
欧 ユーロ圏10月雇用統計
欧 ユーロ圏11月消費者物価指数(速報値)
米 株、債券市場は短縮取引
加 カナダ第3四半期GDP
11/23(土)
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