マーケット・プレディクション(12/2〜 12/6)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 100.00 〜 104.00
ユーロ/円 ・・・ 136.00 〜 141.00
豪ドル/円 ・・・ 91.00 〜 95.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3200 〜 1.3700
ドル円が順調に上昇しているというよりも、円がポンド、ユーロなどの主要通貨に対して大幅な下落が続いています。
市場では「円キャリートレード」が活発化しているものと見られ、低金利の円を借りてドルなど、相対的に金利の高い通貨
を買う動きが主流になっているようで、そのためドル円は押し目もなく緩やかに上昇を続けています。
ドル円は先週末の東京時間に102円61銭を記録し、その後海外市場にかけては週末のポジション調整なども
あり、やや値を下げましたが週明けの月曜日には再び同水準まで上昇しています。
多少の反落は見られるものの、足元のドル上昇トレンドに影響を与える程の動きには至っていません。
市場参加者のポジションと相場観が円安方行に偏っていることから、いつ調整が起きてもおかしくはありませんが、
いまのところその気配はありません。
もしあるとすれば、今週末の雇用統計で、先月と反対の「サプライズ」が起きた時ということになりそうです。
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今週末発表の「11月の雇用統計」では、非農業部門雇用者数が18.3万に増加と、先月発表分に比べると若干
弱めの予想となっていますが、このところの同指標の「ブレ」を考えると、どうころぶか解りません。
重要なのは米雇用を「単月」で捉えるのではなく、たとえば3ヵ月単位といった具合に「複数月」で捉えることです。
「複数月」を見ることによってトレンドが確認でき、「複数月」で20万人程度の増加であれば「雇用は拡大している」
との判断が働きます。
FRBが現行の金融緩和政策の舵を切り直す際、もっとも重要視するのが雇用です。
従って、先週までの経済指標の内容が良かっただけに、今回の雇用統計で20万人を超えるようなら、既に時間の問題
だと思われる「量的緩和の縮小開始」がより現実味を帯びて来ることになります。
その結果、米長期金利が上昇し、「ドル高に」振れ易い状況になると考えられます。
同時に注目されるのが、今回のドル高で5月の高値である103円74銭を抜くことができるかどうかです。
上記雇用統計で20万人を超えるようなら、高値更新も十分視野に入りますが、投機筋のポジションが多きく
円売りに傾いていること考えると、それだけで年初来高値を抜き、105円に近付くとは思えません。
既に12月に入ったことでもあるので、そろそろ来年に向けたポジションメイクも考えたい所です。
もうしばらくしたら、「2014年の相場予想」も考えなければなりません。
現時点では、来年もさらにドル高円安が継続されると予想するつもりです。
■ 今週の注目材料 ■
- 12/2 (月)
豪 豪10月住宅建設許可件数
日 黒田・日銀総裁講演(名古屋)
中 中国 11月HSBC製造業PMI(改定値)
欧 ユーロ圏11月製造業景況感指数(改定値)
米 11月ISM製造業景況指数
- 12/3 (火)
豪 RBAキャッシュターゲット
豪 豪10月小売売上高
日 11月マネタリーベース
中 中国 101月非製造業PMI
欧 ユーロ圏10月生産者物価指数
欧 レーン・欧州副委員長講演
- 12/4 (水)
豪 豪7−9月期GDP
中 中国 11月HSBCサービス業PMI
欧 ユーロ圏7−9月期GDP(改定値)
欧 ユーロ圏11月総合景気指数(改定値)
欧 ユーロ圏10月小売売上高
欧 OPEC総会(ウイーン)
英 英11月サービス業PMI
米 ベージュブック(地区連銀経済報告)
米 11月ADP雇用者数
米 10月貿易収支
米 11月ISM非製造業景況指数
米 9月、10月新築住宅販売件数
米 オバマ大統領、経済について講演(ワシントン)
- 12/5 (木)
豪 豪10月貿易収支
欧 ECB政策金利発表
欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
英 BOE政策金利発表
米 7−9月期GDP(改定値)
米 新規失業保険申請件数
米 ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
米 フィッシャー・ダラス連銀総裁講演
- 12/6(金)
日 10月景気動向指数
欧 アスムセン・ECB理事講演
米 11月雇用統計
米 11月個人所得
米 11月個人支出
米 11月PCEコアデフレーター
米 12月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
米 10月消費者信用残高
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
加 カナダ11月失業率
12/8(日)
中 11月貿易収支
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