マーケット・プレディクション(12/9〜 12/13)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 101.00 〜 105.00
ユーロ/円 ・・・ 138.00 〜 143.00
豪ドル/円 ・・・ 91.00 〜 95.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3300 〜 1.3800
ドル円は先週103円38銭まで上昇した後、米株価の軟調な展開に連れ、102円を割り込み、101円台半ばから
後半を3日連続で試しました。
しかし結局。押し目買いのドル買い重要に支えられて、全て102円台まで押し戻され、先週末の雇用統計の好結果を
受け、週明けの本日は再び103台での取引になっています。
1ヵ月前の雇用統計をきっかけにドル高に勢いが付き、ほとんど一歩調子に99円台から103円台までドル高円安が
進みましたが、101円台半ばでは目先の「ドル底値」を確認した格好になっています。
先週末の雇用統計では失業率、非農業部門雇用者数ともに、市場予想を上回り、米労働市場は10月の政府機関の一部
閉鎖にも拘わらず拡大していることが確認されました。
その結果市場では、12月のFOMCでの「緩和縮小観測」が高まり、ドル高円安に弾みをつけました。
現時点では12月での「緩和縮小」の可能性は五分五分ですが、株式と債券市場の反応はこれまでと異なるものでした。
米経済指標の改善は「緩和縮小」につながることから、「市場への資金流入が減少する」と捉えられ株価が下落し易い
状況になります。
株価の下落は「リスクオフ」につながり「ドル安円高」に振れますが、先週末のNYダウは200ドル近く上昇し、
「リスクオン」が加速するという状況でした。
株式市場もようやく「量的緩和」というカンフル剤なしでも巡航速度を維持できるという意識が高またものと見られます。。
「量的緩和の縮小」は、とりもなおさず「米景気の回復」を意味します。
「米景気の回復」はそもそも「株高材料」だということで、良好な雇用統計に素直に反応したということです。
週明けに再び103円台に乗せたドル円は先週記録した103円38銭を試す展開が予想されます。
米景気の回復に伴い「量的緩和の縮小」が近い米国と、依然として「追加緩和」の可能性が取り沙汰される日本との
政策スタンスの差は歴然としています。
加えて「量的緩和縮小」は日米金利差の拡大にもつながり。ドル高に振れ易い状況が続きそうです。
一方東京株式市場では先週、5月の高値を半年振りに更新してきました。
年末に向けてもう一段の株高が予想されることから、ドル円もいずれそう遠くないタイミングに5月の103円74銭を
上抜けすると予想することは自然の流れです。
気のなるのがシカゴIMMの円売りポジションの拡大です。
先週発表された12月3日時点の枚数は13万3383枚の売り持ちでした。
この売り越し枚数は実に、6年4ヵ月ぶりに高水準になります。
投機筋はさらに円安が進むと読んでいることの裏付けになると同時に、彼らが年内に利確定の円買い動くのかどうかも
今後の為替を予想する上ではポイントになります。
■ 今週の注目材料 ■
- 12/9 (月)
日 10月国際収支
日 第3四半期GDP(二次速報)
日 11月景気ウォッチャー調査
中 中国 11月消費者物価指数
中 中国 11月生産者者物価指数
独 独10月貿易収支
独 独10月鉱工業生産
英 カーニー・BOE総裁講演
米 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
米 フィッシャー・ダラス連銀総裁講演
加 カナダ11月住宅着工件数
- 12/10 (火)
日 10月景気動向指数(改定値)
中 中国 11月工業利益
中 中国 11月小売売上高
中 中国 11月マネーサプライ
独 独11月ZEW景況感指数
欧 ドラギ・ECB総裁講演(ローマ)
欧 イタリア7−9月期GDP(改定値)
英 英10月鉱工業生産
- 12/11 (水)
米 11月財政収支
米 ルー財務長官、IMFで証言
- 12/12 (木)
豪 豪11月雇用統計
欧 ECB月例報告
欧 ユーロ圏10月鉱工業生産
米 11月小売売上高
米 新規失業保険申請件数
- 12/13(金)
日 10月鉱工業生産(確報)
米 11月生産者物価指数
12/15(日)
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