マーケット・プレディクション(1/6〜 1/10)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 102.80 〜 105.80
ユーロ/円 ・・・ 139.00 〜 144.00
豪ドル/円 ・・・ 92.00 〜 95.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3300 〜 1.3800
昨年12月18日の「量的緩和縮小」決定から、米株式市場が予想外の上昇を見せ、ダウは9日連騰となり、
年末には1万6500ドル台まで上昇し、史上最高値を連日更新しました。
株価の上昇は投資家の「リスク許容度」を高め、低金利の円はドルだけではなく、他の主要通貨に対しても
大幅に下落し、「円全面安」の様相で2013年を締めくくっています。
ドル円は12月31日に一時105円45銭まで円安が進み、ユー円も145円台半ばまで円安が進みました。
ところが、今年の最初の取引日にあたる1月2日にはNY株式市場が急落し、これまでの巻き戻しからドル円は
一時104円07銭まで下落し、「今年一年の波乱」を予感させる動きでした。
昨年12月からほぼ一貫して続いた「ドル高、株高」が一旦は調整を迎えたことも考えられます。
2007年から続いた円高ドル安が2011年には底を打ち、現在反転しているわけですが、比較的重要な
戻しのポイントである「61.8%」が105円49銭にあるため、今回はほぼその水準で上昇を抑えられた
格好になっています。
ある意味「達成感」がでたとも言えそうで、105円台が徐々に重くなってくる可能性もあります。
今回のドルの下落が104円台前半で下げ止まったことから、目先は104円が底値の感触はありますが、
反対に、この水準を下抜けすれば103円台半ばあたりまでの下落があるかもしれません。
もっとも、足元でのドル先高観は変わりません。
今月から「緩和縮小」が開始され、今週末の雇用統計次第ではそのスピードがさらに加速することも考えられます。
現在、非農業部門雇用者数は19.5万人、失業率は11月と同じ、7.0%が予想されていますが、前者が20万人を
大きく超える様だと、再び105円台を目指すことになりそうです。
東京市場が年末年始の休み中に、米長期金利は一時3%を超えました。
日本の長期金利もやや上昇傾向ですが、こちらは日銀は安定的に国債を買いいれることから、0.7%を大きく
超えることは考えにくい状況です。
結局今後日米金利差が緩やかに拡大して行くとすれば、ドル円の下落も限定的と言えるのではないでしょうか。
今週はECB理事会や、米雇用統計など、年明けから重要イベントがあります。
数字次第では大きく値が振れる可能性もあるため、慎重な対応が望まれます。
基本的にはドルが深押ししたら拾うスタンスで臨んでいいのでないかと思います。
■ 今週の注目材料 ■
- 1/6 (月)
独 独12月消費者物価指数(速報値)
英 英12月サービス業PMI
米 12月ISM非製造業景況指数
- 1/7 (火)
日 12月マネタリーベース
豪 豪11月貿易収支
独 独12月雇用統計
欧 ユーロ圏12月消費者物価指数(速報値)
欧 ユーロ圏11月生産者物価指数
米 11月貿易収支
米 ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演
米 ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
- 1/8 (水)
独 独11月貿易収支
欧 ユーロ圏11月小売売上高
欧 ユーロ圏11月雇用統計
米 12月ADP雇用者数
米 FOMC議事録(12月17、18日分)
欧 バローゾ・欧州委員長、サマラス・ギリシャ首相会見
- 1/9 (木)
豪 豪11月小売売上高
豪 豪11月住宅建設許可件数
独 独11月鉱工業生産
欧 ECB政策金利発表
欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
英 BOE政策金利発表
米 新規失業保険申請件数
加 カナダ12月住宅着工件数
- 1/10(金)
日 11月景気動向指数
英 英11月鉱工業生産
米 12月雇用統計
加 カナダ12月失業率
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
12/15(日)
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。 |