マーケット・プレディクション(2/3〜 2/7)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 100.00 〜 104.00
ユーロ/円 ・・・ 135.00 〜 141.00
豪ドル/円 ・・・ 86.00 〜 90.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3300 〜 1.3800
先週、今年最初のFOMCでは100億ドルの債券購入減額を2月から実施することを決め、これで昨年12月に
続き2回連続で100ドルの減額を決定しました。
これで債券購入額は当初の月850億ドルから、毎月650億ドルになります。
アルゼンチンや南アフリカでは自国通貨が急落し、これが他の新興国にも波及しリスク資産の株式が売られ
安全資産の米国債が買われています。
米国内でも、NYダウは昨年末の高値から850ドル以上下落し、一時3%を超えた長期金利は2.6%台まで低下
しました。
そのため、「新興国通貨」の下落を止める意味からもFOMCでは、政策決定に関して「何らかの配慮」が
あるのではないかとの見方が一部にありましたが、市場の大方の予想通り「緩和縮小」が粛々と決定されました。
しかも今回の決定はメンバー全員による賛成で、こちらは「小さな驚き」として受け止められています。
新興国の混乱を全く意に介さなかったFOMCの決定で、緊急利上げなどの対応もあり、落ち着くかに見えた
通貨の動きが再び不透明さを増してきました。
そして米国内でも「株安、債券高」の嵐はなりやんでいません。
今回FOMCの決定を「米景気に対する自信の表れ」と理解すれば、今週末に発表される「1月の雇用統計」では
ある程度の数字をが出してくることになるかもしれません。
「12月雇用統計」が予想を大きく下回ったことが、巷間言われているように悪天候の影響であったとすれば、
今週末に証明されることになります。
ただ、米国では大寒波が去ったと言え、中部から東部にかけては依然として例年より厳しい天候が続いている
ようです。「1月の雇用統計」が影響を受けていないとは言いきれません。
ここ1週間で3度101円台後半まで円高が進んだことで、「日足」の一目均衡表では「遅行スパン」が
ローソク足を下抜けしています。
前回この「遅行スパン」はローソク足を下から上抜けした後、今回の下抜けまでは約3ヵ月かかりました。
そう考えると、今回の「逆転」現象もしばらく続くと予想するものが順当で、ドル円は上値の重い展開が
続くと予想できます。
昨年からこの欄でも度々述べて来たように、今年も「ドル高円安」が続くと予想してきましたが、現時点でもメインシナリオ
とのしての「ドル高円安」観は変えていません。
新興国通貨の混乱は予想外だったことで、やや相場観を修正しなければならないタイミングが近づいている
可能性はありますが、その水準はドル円が100円を割り込んだ時ではないかと思っています。
■ 今週の注目材料 ■
- 2/3 (月)
豪 豪12月住宅建設許可件数
中 中国 1月非製造業PMI
英 英1月製造業PMI
米 1月ISM製造業景況指数
- 2/4 (火)
豪 RBAキャッシュターゲット
日 1月マネタリーベース
欧 ユーロ圏12月生産者物価指数
米 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
- 2/5 (水)
欧 ユーロ圏1月総合景気指数(改訂値)
欧 ユーロ圏12月小売売上高
英 英1月サービス業PMI
米 1月ADP雇用者数
米 1月ISM非製造業景況指数
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
米 ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
- 2/6 (木)
豪 豪12月貿易収支
豪 豪12月小売売上高
米 12月貿易収支
欧 ECB政策金利発表
欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
英 BOE政策金利発表
米 新規失業保険申請件数
米 ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演
2/7 (金)
日 12月景気動向指数
中 中国 1月サービス製造業PMI
独 独12月貿易収支
独 独12月鉱工業生産
欧 メルシュ・ECB理事講演
英 英12月鉱工業生産
米 1月雇用統計
米 連邦政府の債務上限の摘用停止期限
加 カナダ1月失業率
2/9(日)
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