マーケット・プレディクション(2/10〜 2/14)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 100.00 〜 104.00
ユーロ/円 ・・・ 136.00 〜 141.00
豪ドル/円 ・・・ 89.00 〜 93.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3400 〜 1.3900
新興国通貨の下落や、米国の景気の先行き懸念から先週のドル円は100円台後半まで下落し、100円75−80銭
近辺を三度試しましたが、いずれも下落を止められ反発しました。
米国株式市場が下げ止まり、長期金利が上昇。さらに新興国通貨は軒並みドルに対して上昇したことで
「リスクオフ」の流れが後退し、ドル円は先週末の雇用統計発表前までに102円台まで値を戻しました。
1月の雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想の18万人に対して、11.3万人と、先月の7.4万人と同様に
2ヵ月連続で市場予想を大幅に下回る結果になりました。。
一方でこれまでの分については昨年10月にまで遡って上方修正されましたが、順調に回復してきた米労働市場が
ピークアウトしたのではないかといった懸念が台頭してきたことも事実のようで、今後の数字次第ではFRBによる
「緩和縮小」ペースも見直しを迫られる可能性もでて来ました。
雇用統計発表直後に101円台半ばまで下落したドル円は、NY株式市場が急反発したことで「リスクオフ」の流れが
後退し、102円台半ばまでドルが買い戻されています。
先週100円台後半まで下落し、100円割れがあるかどうか注目されましたが、どうやら100円割れの事態は
避けられたと思われます。
急速に円買いが強まったことで、シカゴの先物市場の建て玉が注目されていましたが、先週末に発表された2月4日時点の
投機筋のポジションは予想通り円売り枚数が縮小していました
ネットの円の売り持ち枚数は76、829枚で、ピークであった12月24日の14万3千枚余りからはほぼ半減して
おり、彼らが円の買い戻しを強めたことと、為替が円高に振れたタイミングは一致しており、ドル円が100円台まで
下落した要因の一つとして見ることができます。
NY市場では株価の急激な下落は一旦止まったことで、ドル円の101円〜103円台での取り引きで落ち着きを
取り戻すと予想していますが、今週はイエレンFRB議長の議会証が最も重要な注目材料と見られています
今月からバーナンキ前議長の後任として就任したイエレン新議長は、これまで議長として米景気や、雇用に対する
自身の見方を披露していません。
今回の上院下院での証言が実質的に「イエレン色」を出す最初の機会になります。
ここでイエレン議長が今回の株安、ドル安のきっかけになった新興国に対する何らかの配慮が出てくるようなら
株価にとってはプラスに作用するものと思われ、ドル円にとってもドル高要因になるものと考えられます。
FRBにとっても株価の大幅な下落は受け入れがたく、ここは新議長のある意味「手腕」が試されることになります。
今週は週を通して、株価が安定軌道にもどるかどうか?
同時にドル円が底値を切り上げて103円台を回復するかどうかに注目しています。
■ 今週の注目材料 ■
- 2/10 (月)
日 12月国際収支
日 1月景気ウォッチャー調査
- 2/11 (火)
日 東京市場休場(建国記念日)
米 イエレン・FRB議長下院で議会証言
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
米 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
- 2/12 (水)
日 1月マネーストック
中 中国 1月貿易収支
欧 ユーロ圏12月鉱工業生産
欧 ドラギ・ECB総裁講演
英 BOE、四半期物価報告発表
米 1月財政収支
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
- 2/13 (木)
豪 豪1月雇用統計
欧 ECB月例報告
米 1月小売売上高
米 新規失業保険申請件数
米 イエレン・FRB議長上院で議会証言
2/14 (金)
中 中国 1月消費者物価指数
中 中国 1月生産者者物価指数
米 1月鉱工業生産
米 2月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
独 ドイツ10−12月期GDP(速報値)
仏 フランス10−12月期GDP(速報値)
伊 イタリ10−12月期GDP(速報値)
欧 ギリシャ10−12月期GDP(速報値)
欧 ユーロ圏10−12月期GDP(速報値)
2/9(日)
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