マーケット・プレディクション(3/3〜 3/7)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 100.00 〜 103.00
ユーロ/円 ・・・ 136.00 〜 141.00
豪ドル/円 ・・・ 89.00 〜 92.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3500 〜 1.4000
しばらく102円台でのもみ合いを続けていたドル円は、先週ウクライナでの緊張の高まりから101円台半ば
まで円高が進み、「これまでのもみ合い水準を」やや切り下げて101円台でのもみ合いになった印象です。
ロシア議会でウクライナへの軍事介入が決議されたことで、あとはプーチン大統領の判断次第という状況です。
プーチン大統領は、オバマ大統領の警告を無視する形でウクライナへの軍事介入を行う模様ですが、米ケリー国務長が
週明けにもウクライナを訪問する予定であることから、事態が好転する可能性もありますが、予断は許しません。
また、中国の昆明でも予期せぬ事態が起きました。
ウイグル独立派のテロと見られる無差別襲撃で、24名が亡くなったようです。
今週水曜日から「中国全人代」が開催しれるタイミングでのテロだけに、中国首脳の衝撃も大きいとメディアは
伝えていますが、こちらも緊張が高まっています。
安全通貨の「円」は、このように緊張が高まると常に買われる傾向があります。
そのため、今後円高がさらに加速するのかどうかは、今回の緊張がどこまで継続するのかにもよりますが、欧米諸国の
非難も高まっているため、まだ軍事介入に踏み切るかどうかはわかりません。
今週は、米景気の先行きを判断するのに重要な指標が多く発表されます。
3日に発表されるISM製造業景況指数に始まり、5日のADP雇用者数、さらに7日の雇用統計と続きます。
このところの米経済指標の低迷がドル円の上値を重くしてきた経緯があり、さらに先週末からのウクライナや
中国での緊張の高まりが円買いを誘い、ドル円は週明けの東京市場で一時101円26銭まで円高が進みました。
今週は「中国」や「ウクライナ」での緊張の高まりと、米経済指標が綱引きを行う構図ですが、日銀による
追加緩和観測も根強く、極端に円高方向へ振れる価可能性は低く、100円が下値の大きな節目になると捉えています。
もっとも、100円を割り込む事態になると、市場の相場観も一気に円高方向に修正されることも十分考えられるため
注意も必要です。
イエレンFRB議長は議会証言で、緩和縮小を継続する可能性が高いとの認識を示しました。
同時に、最近の軟調な経済指標が「「天候による影響」かどうかをしっかり見極めるとの姿勢も示しました。
緩和縮小を粛々と継続しているFRBも、その実天候の影響かどうかを図りかねているのが実体かもしれません。
■ 今週の注目材料 ■
- 3/3(月)
中 中国 2月非製造業PMI
中 中国 1月HSBC製造業PMI(改定値)
欧 ユーロ圏2月製造業景況感指数(改定値)
欧 ドラギ・ECB総裁欧州議会で証言
米 1月個人所得
米 1月個人支出
米 1月PCEコアデフレーター
米 2月ISM製造業景況指数
- 3/4(火)
豪 RBAキャッシュターゲット
豪 豪1月住宅建設許可件数
日 2月マネタリーベース
欧 ユーロ圏1月生産者物価指数
- 3/5(水)
豪 豪10−12月期GDP
中 中国 1月サービス製造業PMI
中 中国 2月サービス製造業PMI
中 中国人民代表大会
欧 ユーロ圏2月総合景気指数(改定値)
欧 ユーロ圏10月サービス業PMI(改定値)
欧 ユーロ圏10−12月期GDP(改定値)
欧 ユーロ圏1月小売売上高
英 英2月サービス業PMI
米 ベージュブック(地区連銀経済報告)
米 2月ADP雇用者数
米 2月ISM非製造業景況指数
米 フィッシャー・ダラス連銀総裁講演
米 ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
- 3/6(木)
豪 豪1月貿易収支
豪 豪1月小売売上高
欧 ECB政策金利発表
欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
英 BOE政策金利発表
米 新規失業保険申請件数
米 ダドリー・NY連銀総裁、WSJ紙とインタビュー
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
米 ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
3/7(金)
日 1月景気動向指数
独 独1月鉱工業生産
米 2月雇用統計
米 1月貿易収支
米 1月消費者信用残高
米 ダドリー・NY連銀総裁講演
米 バーアナンキ・前FRB議長講演
加 カナダ2月失業率
3/8(土)
中 中国 2月貿易収支
3/9(日)
中 中国 2月消費者物価指数
中 中国 2月生産者者物価指数
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