マーケット・プレディクション(3/31〜 4/4)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 101.00 〜 104.00
ユーロ/円 ・・・ 138.00 〜 143.00
豪ドル/円 ・・・ 92.00 〜 96.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3500 〜 1.4000
先週のドル円は米長期金利の低下を材料に1週間ぶりに102円を割り込み、一時101円72銭まで
ドルが弱含んだものの、ドル売りの勢いはなくその日の夜には102円台半ばまで反発し、週末には
消費者信頼感指数が上方修正されたことなどから102円台後半まで円売りが進んで越週しています。
結局101円〜103円のレンジ取引が続いており、既に今年も3ヶ月が経過していますが、「膠着状況」を
脱することはできていません。
ドル下落を支えてるのは米景気に対する楽観的な見方です。
2月の雇用統計が好調だったことに加え、就任後初の記者会見となったイエレン議長が政策金利引き上げの時期について
量的緩和終了後「6ヶ月程度」と発言し、市場予想より早まるとの印象を与えたこともドル買いに作用しました。
FRBが米景気に自信を持っていることの現われとも捉えられます。
一方ドルの上昇を抑えているのは、アベノミクスに対する期待がはがれてきたことが挙げられます。
少なくとも昨年後半のような「何かを変えてくれる」といった期待感は消滅しています。
東京株式市場で外国人投資家が、昨年とは打って変わって日本株を大量に売り越していることが、その見方を
象徴していると言えます。
さらにウクライナ情勢も多少緊張が柔らいできたものの、いまだ解決への道筋が見えず、こちらもドルの上値を
抑える役割を演じています。
オバマ大統領は、日欧をリードする形で「ロシア包囲網」に腐心しているように見受けられます。
現時点ではロシアに対する制裁は、プーチン大統領に近い高官への制裁に留まっていますが、今後ロシアが
ウクライナ東部へ勢力を拡大するような事態になれば、ガスなどエネルギーを含めた経済制裁を発動する用意が
あると警告しています。
ウクライナ情勢は小康状態を保っていると見られます。
今週は週末の「3月雇用統計」をはじめ、重要イベントが多く予定されています。
雇用統計では、先月同様、寒波の影響が完全になくなったことから、米労働市場の「回復力」を確認することに
なりそうです。
非農業部門雇用者数が20万前後増加していれば、昨年12月と今年1月に急激に落ち込んだ雇用数は、悪天候の
影響だったことが証明され、さらにFRBが粛々と債券購入プルグラムの縮小を行っていることも正当化される
ことになります。
■ 今週の注目材料 ■
- 3/31(月)
日 2月鉱工業生産
欧 ユーロ圏3月消費者物価指数(速報値)
米 3月シカゴ購買部協会景気指数
米 イエレン・FRB議長講演
米 IMF、国際金融安定報告
加 カナダ1月GDP
- 4/1(火)
豪 RBAキャッシュターゲット
日 3月日銀短観
中 中国 3月製造業PMI
中 中国 3月HSBC製造業PMI(改定値)
独 独3月雇用統計
欧 ユーロ圏3月製造業景況感指数(改定値)
欧 ユーロ圏2月失業率
英 英3月製造業PMI
米 3月ISM製造業景況指数
- 4/2(水)
豪 豪2月住宅建設許可件数
日 3月日銀短観
日 3月マネタリーベース
欧 ユーロ圏2月生産者物価指数
米 3月ADP雇用者数
米 ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
米 ラガルド・IMF専務理事講演
- 4/3(木)
豪 豪2月小売売上
豪 豪2月貿易収支
中 中国 3月非製造業PMI
中 中国 3月HSBCサービス業PMI
欧 ユーロ圏3月製造業PMI(改定値)
欧 ユーロ圏3月サービス業PMI(改定値)
欧 ユーロ圏2月小売売上高
欧 ECB政策金利発表
欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
英 英3月サービス業PMI
米 2月貿易収支
米 新規失業保険申請件数
米 3月ISM非製造業景況指数
4/4(金)
欧 EU外相会議
米 3月雇用統計
加 カナダ3月失業率
3/30(日)
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