マーケット・プレディクション(4/7〜 4/11)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 102.00 〜 105.00
ユーロ/円 ・・・ 138.00 〜 143.00
豪ドル/円 ・・・ 93.00 〜 97.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3500 〜 1.4000
先週のドル円は103円台を回復し、週末に向かって104円台までドル高が進むなど、総じてドルが主要通貨に対して
買われると同時に、円の下落が顕著な1週間でした。
また、ユーロはECB理事会で政策金利の据え置きが決められ対ドルで1.38台まで上昇したものの、追加緩和の用意が
あると発言したドラギ総裁の言葉をきっかけに1.37台割れまで売り込まれるなど、対ドルでのユーロ安が目立ちました。
週末の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想の20万人に対して19.2万人と予想を下回り、失業率も横ばいの
6.7%でした。
しかし、雇用統計への上振れ期待が高かったせいか、株式市場が大幅な下落を見せ、長期金利が低下すると、ドル円は104円から
103円台前半まで下げ、ほぼドルの安値圏で取引を終えています。
104円台には届いたものの、やはり104円台を維持し、105円を伺うような展開に至るには、長期金利が3%程度まで
上昇してくることが「条件」になりそうです。
一方で、米労働市場が拡大していることは確認できました。
今月末のFOMCでは、再びQE縮小が決められ、月450億ドルに減額される公算が高いと思われます。
イエレン議長は先月のFOMC終了後の記者会見でも、早ければ来年春ごろの利上げの可能性に言及しています。
米経済指標に軟調な内容が続き、米景気が踊り場に入ったといった悲観的な見方も一部にでていましたが、どうやらそれは
「杞憂」に終わったようで、米景気は依然として緩やかに拡大しているとの見方が広がってき来ました。
今週は市場の目が米国から、日本に移ります。
本日から2日間の予定で日銀金融政策決定会合が開催され、明日の午後には黒田日銀総裁の記者会見があります。
政策変更はなく「無風」と見られていますが、消費税が引き上げられた直後の会見だけに、どのような発言をするのか
注目されます。
消費税増税に伴う景気の悪化に対して配慮するよな発言内容になると、追加緩和観測が高まりドル買い円売りにつながりやすく
反対に、特段必要がないといったニュアンスに終始するとドル売りに傾くことになります。
先週末に発表されたシカゴ先物の建て玉を見ると、やや変化が現れています。
円は前の週から円売りが増えて「8万8000枚」を超えてきました。
先週1週間を通しては、週末を除いてはドルが堅調だったことから、円売りドル買いを進めたことが読み取れます。
ただ、この枚数は4月1日時点のものであることから、もう少し増えている可能性もあります。
また、豪ドルの建て玉を見ると、昨年5月以来となる売り枚数が4000枚程度に大きく減少しています。
RBAによる利下げ観測が後退し、それまでのショートポジションを大幅に減少させたことが伺えます。
これらからは、高金利や資源国通貨のロングが増え、円など低金利の通貨が売られる構図になっています。
投機筋は「リスクオン」の備えたポジションメイクを行っているとも判断できますが、どうでしょうか?
■ 今週の注目材料 ■
- 4/7(月)
日 3月マネタリーベース
日 2月景気動向指数
独 独2月鉱工業生産
欧 ECB年次報告
米 2月消費者信用残高
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
- 4/8(火)
日 日銀金融政策決定会合
日 黒田・日銀総裁記者会見
日 2月国際収支
日 3月景気ウォッチャー調査
英 英2月鉱工業生産
米 IMF、世界経済見通し発表
米 コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
加 カナダ3月住宅着工件数
- 4/9(水)
独 独2月貿易収支
独 独2月経常収支
米 FOMC議事録(3月18、19日分)
米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
米 タルーロ・FRB理事講演
- 4/10(木)
豪 豪3月雇用統計
中 中国 3月貿易収支
欧 ECB月例報告
英 BOE政策金利発表
米 新規失業保険申請件数
米 3月財政収支
米 G20(ワシントン)
4/11(金)
日 3月マネーストック
日 日銀金融政策決定会合議事要旨(3月10・11日分)
中 中国 3月消費者物価指数
中 中国 3月生産者者物価指数
米 3月生産者物価指数
米 4月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
米 決算発表 →JPモルガン・チェース、ウェル・ファーゴ
3/30(日)
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