マーケット・プレディクション(5/5〜 5/9)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 100.00 〜 103.00
ユーロ/円 ・・・ 138.00 〜 143.00
豪ドル/円 ・・・ 92.00 〜 96.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3600 〜 1.4100
先週末に発表された米「4月雇用統計」は、失業率、非農業部門雇用者数ともに市場予想を大きく上回る改善傾向を
みせたが、ドル円はその直後に103円台に僅かに乗せただけで、あとはズルズルとドル安が進んでいます。
この動きは3月もそして4月でも見られました。
読者の中には「労働市場が明確な拡大傾向を見せているのに、なぜドル安に・・・」と感じている人も多いのでは
ないでしょうか。
確かに、雇用統計の内容だけを見ればドルが大きく売られる理由はないと思われますが、米長期金利が緩やかに下落傾向を
示しており、ドル円はこの長期金利の低下に反応していると考えらえれます。
さらに長期金利の低下は、ウクライナ情勢の緊迫に加え、FRBが量的緩和の終了を年内に終えたとしても「相当な期間」
実質的なゼロ金政策を維持するとの見方が広がっていることが挙げられます。
このため安全資産の債券は徐々に買われ、長期金利は2.6%を割り込む水準まで低下しています。
週明けの日経平均株価は424円を下落し、ドル円は底値を探る展開になっています。
今のところ、今年2回記録した101円30銭前後は維持されていますが、この水準を割り込むと、101円割れを
テストしそうな気配です。
今週はドルの戻りを売る展開画予想されますが、ただどこまでドルの反発があるか予想が難しい状況です。
好調な雇用統計が出てもドルの上値が重い足許では、米政策金利の早期引き上げ観測が再び出てくるか、
あるいは日銀による追加緩和観測の台頭が待たれるところです。
突っ込み売りにも注意が必要ですが、レベル観から安易にドルロングを仕込むのにも注意が必要です。
口座維持率に余裕があるのであれば、100円台からゆっくりと買い下がるのもいいかもしれません。
中長期でみれば、円が90円台に向かって一段と上昇する可能性は低いとみます。
現時点ではまだドルの先高観測を維持しています。
■ 今週の注目材料 ■
- 5/5(月)
日 東京市場休場(子供の日)
中 中国 4月HSBC製造業PMI(確定値)
米 4月ISM非製造業景況指数
欧 EU欧州委員会が春季経済見通しを発表
- 5/6(火)
日 東京市場休場(振替休日)
豪 RBAキャッシュターゲット
欧 ユーロ圏4月総合景気指数
欧 ユーロ圏4月サービス業景気指数(改定値)
欧 ユーロ圏3月小売売上高
欧 OECD、経済見通しを発表
米 3月貿易収支
米 スタイン・FRB理事講演
- 5/7(水)
豪 豪3月小売売上高
日 日銀金融政策決定会合議事要旨(4月7、8日分)
中 中国 4月サービス製造業PMI
米 3月消費者信用残高
米 イエレン・FRB議長が上下両院で証言
- 5/8(木)
豪 豪4月雇用統計
中 中国 4月貿易収支
独 独3月鉱工業生産
欧 ECB政策金利発表
欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
英 BOE政策金利発表
米 新規失業保険申請件数
米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
米 タルーロ・FRB理事講演
5/9(金)
日 4月マネタリーベース
日 3月景気動向指数
中 中国 4月消費者物価指数
中 中国 4月生産者者物価指数
独 独3月貿易収支
独 独3月経常収支
英 英3月鉱工業生産
米 コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演
加 カナダ4月失業率
5/10(土)
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