マーケット・プレディクション(5/12〜 5/16)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 100.00 〜 103.00
ユーロ/円 ・・・ 137.00 〜 143.00
豪ドル/円 ・・・ 92.00 〜 96.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3500 〜 1.4000
4月の雇用統計を受けて一時103円台までドル高が進んだものの、その直後から軟調な展開が続く
ドル円は101円台でもみ合っています。
ウクライナ情勢の緊迫や米長期金利の低下を手がかりに円を買い戻す動きが徐々に増しています。
加えて、日本の株式市場でも昨年末のような勢いが見られじ、東証一部の売買代金も連日活況の目安である
2兆円を割り込む日が続いており、これもドル円の上値を重くしていると見られます。
それでも週明けの東京市場ではドル円は1週間ぶりに102円台に乗せました。
しかしこのまま102円台を定着させ、102円台後半までドル高が続くセンチメントでもありませんが、
一時2.59%台まで低下した米長期金利が先週末には2.62%台まで上昇したことで、ややドルが
反発したものと思われます。
また、ユーロドルが1.40目前まで上昇したあと、ドラギ総裁の発言を受けて急落し、1.3745まで
ドル高ユーロ安が進んだことも、ドル円が上昇するきっけにもなったと思われます。
米雇用の拡大が順調に進んでいるにもかかわらず、米長期金利が依然としてレンジの下限で推移している
ことから、ドル円の上値が抑えられる展開が続いていますが、今後は米長期金利がどこまで上昇するのかが
上値のメドを予想する上で重要になります。
一方週明けの月曜日に発表された2013年度の国際収支(速報)は、7899億円と、過去最小を記録し、
貿易収支は10兆8642億円と、比較可能な1996年以降で過去最大を記録しました。
貿易赤字の拡大はつづいているものの、所得収支が下支えする構図が鮮明になっています。
今週も焦点はユーロドルの動きであろうと思います。
6月の会合でECBが何らかの行動をおこすだろうということは市場のコンセンサスになって来ました。
政策金利の引き下げを行うのか、あるいは銀行を通じて長期資金の供給を拡大させるのか、また、ECBに預ける
預金金利をマイナスにするなどの手段が報じられています。
ECBにとっては、これまで「口先介入」を何度も繰り返すことでユーロの大幅上昇をしのいできましたが、
先週には対ドルで1.40近くまでユーロ高が進みました。
日経ヴェリタス今週号では「ECB 口先介入ついに限界に」という見出しをつけていました
さすがに今後は「口先」だけではしのぎ切れないのではないでしょうか。
今週はユーロ圏のGDPが発表されます。
市場予想は前年比で+1.1%と読んでいますが、これを下回るとさらに刺激策実施の可能性が高まることに
なります。
■ 今週の注目材料 ■
- 5/12(月)
日 3月国際収支
日 4月景気ウォッチャー調査
欧 EU外相理事会
米 4月財政収支
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
米 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
- 5/13(火)
日 4月マネーストック
中 中国 4月小売売上高
中 中国 4月工業生産
独 独5月ZEW景況感指数
欧 ユーロ圏5月ZEW景況感調査
米 4月小売売上高
米 ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
- 5/14(水)
欧 ユーロ圏3月鉱工業生産
英 BOE、四半期物価報告発表
英 4月失業率
米 4月生産者物価指数
- 5/15(木)
日 1−3月GDP(速報値)
欧 ECB月例報告
欧 ユーロ圏4月消費者信頼感(改定値)
欧 ユーロ圏1−3月期GDP(速報値)
欧 仏1−3月期GDP(速報値
欧 独1−3月期GDP(速報値
欧 伊1−3月期GDP(速報値
米 5月NY連銀製造業景況指数
米 4月消費者物価指数
米 4月鉱工業生産
米 新規失業保険申請件数
米 5月NAHB住宅市場指数
米 5月フィラデルフィア連銀景況指数
米 イエレン・FRB議長講演
5/16(金)
米 4月住宅着工件数
米 4月建設許可件数件数
米 5月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
5/10(土)
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