マーケット・プレディクション(10/6〜10/10)
米国発の金融危機が急速に欧州大陸に波及しています。
米国での悲惨な結果を観ている欧州各国は急遽、「英独仏伊」で緊急会合を開き対策を
検討しました。そして公的資金投入を含む預金保護の拡充などを盛りこんだ共同声明まで
発表しました。「金融システムの安定確保への必要なあらゆる措置を講じる。」との
メセージを市場に発しました。
また、ドイツのメルケル首相は「預金は安全だ。」と国民に訴えています。
これまで欧州の大手銀行は一部を除いて今回のサブプライムローン問題では実害
軽微だとされてきましたが、ここへ来て信用収縮が急速に高まっています。
いち早く動いた欧州各国ですが、ユーロ圏内、英国、スイスでは経済基盤も違い、思惑も
あり、果たして協調歩調をとれるか注目されます。
米国の雇用統計結果には驚きです。
9月はリーマンの破綻をきっかけに、大手金融機関で合併、資本増強が相次ぎ、合わせて
かなりの雇用調整も行われたものと思われます。当面はこれらの動きが雇用に与える
影響は大きく、更に悪化する可能性は高いと思います。
ドル・円では103円を割り込むかどうかに注目しています。もし切るようなことがあれば
5月中旬以来四ヶ月半ぶりの円高ということになり、100円を目指す動きが予想されます。
さらに、ユーロ・円では相対的にユーロの利下げ余地が大きいことから円高傾向が続き
140割れも視野に入ってきました。
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 102.00〜 107.00
ユーロ/円 ・・・ 139.00〜 144.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3300 〜 1.3800
■ 今週の注目材料 ■
- 10/6
- 日 日銀金融政策決定会合(7日まで))
- 10/7
- 米 バーナンキFRB議長講演(経済見通しと金融市場について)
- 米 FOMC議事要旨
- 10/8
- 欧 ユーロ圏第2四半期GDP(確報値)
- 欧 独8月鉱工業生産
- 10/9
- 米 8月卸売売上高
- 10/10
- 米 貿易収支
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。 |