マーケット・プレディクション(6/2〜 6/6)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 101.000 〜 103.00
ユーロ/円 ・・・ 136.00 〜 141 .00
豪ドル/円 ・・・ 92.00 〜 96.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3500 〜 1.4000
先々週の100円台後半から反発の兆しを見せたドル円でしたが、それでも上値は102円台に乗せるのが精一杯で、
その後米長期金利の低下を嫌気して再びドルの上値が重くなる展開が続きました。
米長期金利は一時2.41%台まで低下し、昨年7月以来約10ヶ月ぶりの低水準を記録しました。
第1四半期のGDPが予想以上の落ち込みを見せたことが債券買いを促し、金利を低下させました。
米長期金利とドル円は足許では株価の動きよりも金利の方に、より相関度を強めています。
ドル円は100円台では底堅い動きを見せてはいますが、それでも米金利が低下傾向にある以上、上値は限られます。
今後ドル円が反転するには、少なくともこの長期金利が2.7〜2.8%に向かわないと難しいと言えます。
救いなのは、世界的に株高が続いており、そのため「リスクオン」に振れやすいということです。
一時1万4000円を割り込んだ日経平均株価も、先週辺りからようやく反発の兆しを見せ始めました。
もっともこれは、NYダウなどが上昇した結果、相対的に大きく出遅れたため「割安感」から上昇している
だけで、まだ昨年のような本格的な上昇とは見られません。
今週は重要イベントが目白押しです。
中国のPMIに始まり、オーストラリアではGDPが発表され、メインはECBの理事会で市場予想通り
「追加緩和」が実施されるかどうかです。
週末には「5月の雇用統計」が米国から発表されます。
失業率が前回よりもやや悪化して6.4%と予想されていますが、雇用者数は21万5000人程度の増加と
予想されています。
もしこの通りであれば、4ヶ月連続で「20万人の大台」を達成することになり、雇用情勢は極めて順調に
拡大していると判断されます。
これは本来はドル高要因で、株価が上昇し安全資産の債券が売られ金利が上昇し、ドル高円安につながる
と思われますが、ここのところ過去3ヶ月は反対の動きが見られています。
すなわち、好調な雇用統計が発表された直後がドル高のピークで、その後ドルが軟調な動きになっているという
ことです。
今回も同じような結果にならないという補償はありませんが、雇用の質に注目する必要があるかもしれません。
■ 今週の注目材料 ■
- 6/2(月)
豪 豪4月住宅建設許可件数
独 独5月消費者物価指数(速報値)
欧 ユーロ圏5月製造業景況感指数(改定値)
英 英5月製造業PMI
米 5月ISM製造業総合景況指数
米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
- 6/3(火)
豪 豪4月小売売上高
豪 RBAキャッシュターゲット
日 5月マネタリーベース
中 中国 5月非製造業PMI
中 中国 5月HSBC製造業PMI(改定値)
欧 ユーロ圏4月失業率
欧 ユーロ圏5月消費者物価指数(速報値)
米 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
- 6/4(水)
豪 豪1−3月期GDP
欧 G7首脳会議(ブリュッセル)
欧 ユーロ圏1−3月期GDP(改定値)
欧 ユーロ圏5月製造業PMI(改定値)
欧 ユーロ圏5月サービス業PMI(改定値)
欧 ユーロ圏4月生産者物価指数
英 英5月サービス業PMI
米 ベージュブック(地区連銀経済報告)
米 5月ADP雇用者数
米 4月貿易収支
米 5月ISM非製造業景況指数
- 6/5(木)
豪 豪4月貿易収支
中 中国 5月HSBC製造業PMI(速報値)
欧 ECB政策金利発表
欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
欧 ユーロ圏4月小売売上高
英 BOE政策金利発表
米 新規失業保険申請件数
米 コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演
加 カナダ5月失業率
6/6(金)
日 4月景気動向指数
独 独4月鉱工業生産
独 独4月貿易収支
米 5月雇用統計
米 4月消費者信用残高
6/8(日)
中 中国 5月貿易収支
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