今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(6/23〜 6/27)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  101.00 〜 103.00
ユーロ/円 ・・・  136.00 〜 141 .00
豪ドル/円 ・・・   94.00 〜   98.00
動かないドル円には弱ったものです。


特にここ1ヶ月は101円半ばから102円30銭の狭い範囲内での値動きが続いており、


完全に膠着状態です。


ボラティリティーも、3ヶ月で5.7%台まで低下しており、昨年6月に記録した15.8%から


ほぼ1/3の水準です。


2006年6月には6.5%という記録的な低水準をつけましたが、足許の水準はそれをはるかに


下回るものです。





さすがにこれだけ動かないと手の出しようがありません。


多くの市場参加者がドル円を避けて、ユーロ円などのクロス円に向かっているようですが、そのクロス円の


ボラティリティーも低下傾向にあります。


クロス円はそもそも、その通貨の対ドルレートに、ドル円を掛け合わせて計算しているわけですから、


当然といえば当然です。





現在ドル円は日足の「雲」の中を上昇中です。


その雲も、もみ合いが続いているため小さな「ねじれ」が交互におきている状況です。


このままもみ合いが続く可能性が高いとは思われますが、個人的には、この静かさも最終局面に


きていると予想しています。


やはり、この記録的に低いボラティリティーがさらに長い間続くとは思えません。





そして一旦動いたら、結構な値幅を持って動くのではないかと考えております。


市場にたまったエネルギーは相当なものがあります。


一度動いたら、予想外の動きをする可能性は十分あります。





今週は住宅関連指標が多く発表される他、26日にはPCEコアデフレーターが発表されます。


5月の消費者物価指数が予想外の上昇を見せたこともあり、今回は従来よりも注目されている


指標です。


またGDP確定値も出ますが、こちらはマイナス幅が拡大し、前期比−1.8%と予想されています。


いずれも相場への影響は少ないと思われますが、上述のように予断は避けたいところです。





注目したいのは24日のカーニーBOE総裁の証言です。


同総裁は24日に下院財政委員会で、四半期物価報告に関する証言を行うことになっています。


またその2日後にはBOEの金融安定報告について記者団に説明する予定ですが、先週の講演で


利上げのタイミングは市場が予想しているよりも早まる可能性があると発言しただけに、その証言に


注目が集まっています。






■ 今週の注目材料 ■



6/23(月)

  • 中   中国 6月HSBC製造業PMI(速報値)
  • 独   独6月製造業PMI(速報値)
  • 独   独6月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏6月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏6月サービス業PMI(速報値)
  • 米   5月中古住宅販売件数 



  • 6/24(火)

  • 中   中国 5月コンファレンスボード景気先行指数
  • 独   独6月IFO景況指数 
  • 米   4月ケースシラー住宅価格指数
  • 米   5月新築住宅販売件数  
  • 米   6月消費者信頼感指数
  • 米   6月リッチモンド連銀製造業指数
  • 米   4月FHFA住宅価格指数
  • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演



  • 6/25水)

      
  • 米   5月耐久財受注
  • 米   1−3月期GDP(確定値)



  • 6/26(木)

  • 英   カーニー・BOE総裁講演
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   5月個人所得
  • 米   5月個人支出
  • 米   5月PCEコアデフレーター
  • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演



  • 6/27(金)
  • 日   5月失業率  
  • 日   5月消費者物価指数
  • 独   独6月消費者物価指数(速報値)
  • 欧   ユーロ圏6月景況感指数
  • 欧   仏1−3月期GDP(確報値)
  • 英   英1−3月期GDP(確報値)
  • 米  6月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)





  • 6/14(日)


  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。