今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(7/14〜 7/18)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  101.50 〜 103.00
ユーロ/円 ・・・  136.00 〜 140 .00
豪ドル/円 ・・・   94.00 〜   97.00
先週はポルトガルの大手銀行エスピリト・サント銀行の信用不安が勃発し、ドル円は101円06銭まで


円高に振れる場面がありました。


今のところ、その影響は限定的となっていますが、週明けの月曜日もドルの上値が重い展開が続いており、


小動きな中101円30銭台で推移しています。





今週は本日から日銀決定会合が開催されており、明日午後には決定内容と、黒田総裁の記者会見がいつもの


ように行われます。


政策変更はないと見られ、為替への影響もほとんどないと予想されますが、こちらもいつものように、


黒田総裁の発言には注意が必要です。


物価上昇が日銀の想定通りだという部分が全面に出され、必要以上に強調されると円高に振れかねないからです。





また15日にはイエレン議長の議会証言が行われます。


年内に債券購入プログラムを終了するという証言を行うことが考えられますが、これ自体は既に市場に織り込まれており、


材料になりにくいと思われます。


今年後半の金融政策の方針を質問された場合の焦点は、利上げの時期についてどの程度「ハト派的」かということに


なります。


雇用についても、失業率や雇用者数は改善しておりFRBのメドに十分達していますが、「雇用の質」について


悲観的な見方をするとやや円高に振れることも考えられます。





今週は上記に加え、ECBのドラギ総裁の証言や、カーニー・イングランド銀行総裁の証言も予定されており


前者は追加緩和の可能性、そして後者は利上げのタイミングについての証言があるかもしれません。





先週から始まった米企業決算も今週は大所がピークを迎えます。


特に金融機関の決算発表が多いことから株価への影響も考えられます。


ただトムソンロイターの発表によると、金融セクターの今期決算は他のセクターに比べ見劣りするとの


事前調査もあります。


事実先週トップを切って発表されたウェルズ・ファーゴの決算は1株利益が市場予想に届いていなかったことで、


株価は下落しました。


サッカーワールドカップも今日で終わったことから、今週から為替も動くとの見方もありますが、関係ないとは


思いますが、理由は何であれ動いてほしいものです。









■ 今週の注目材料 ■



7/14(月)

  • 欧   ユーロ圏5月鉱工業生産  
  • 欧 ドラギ・ECB総裁議会証言
  • 米   決算発表 →シティグループ



  • 7/15(火)

  • 豪   RBA議事録
  • 日   日銀金融政策決定会合
  • 独   独7月ZEW景況感指数
  • 英   英6月生産者物価指数
  • 英   英6月消費者物価指数
  • 英   カーニー・BOE総裁議会証言
  • 米   6月小売売上高
  • 米   7月NY連銀製造業景況指数
  • 米   イエレン議長上院で議会証言
  • 米   決算発表 →JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、インテル、ジョンソン&ジョンソン



  • 7/16(水)

  • 中   中国 4−6月GDP
  • 欧   ユーロ圏5月貿易収支
  • 英   6月失業率
  • 米   6月消費者物価指数
  • 米   6月鉱工業生産
  • 米   7月NAHB住宅市場指数
  • 米   ベージュブック(地区連銀経済報告)
  • 米   決算発表 →ブラック・ロック、バンク・オブ・アメリカ
  • 加   政策金利発表 



  • 7/17(木)

  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   6月住宅着工件数
  • 米   6月建設許可件数
  • 米   7月フィラデルフィア連銀景況指数
  • 米   決算発表 →モルガン・スタンンレー、IBM、グーグル



  • 7/18(金)
  • 米  7月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
  • 米   決算発表 →GE
  • 加   カナダ6月消費者物価指数





  • 7/20(日)


  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。