今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(9/15〜 9/19)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  105.00 〜 109.00
ユーロ/円 ・・・  136.00 〜 1340.00
豪ドル/円 ・・・   95.00 〜 99.00
ドル高の流れが加速して、ドル円は先週107円39銭まで上昇しました。


米国での早期利上げ観測が高まり、さらに日本でもひところ可能性がなくなったと見られていた「追加緩和」観測が


再び高まってきたことが背景です。


さらに今週行われるスコットランドの独立を問う住民投票が、独立支持派が優勢と伝えられたことで、ポンドが急落。


ドル買いポンド売りが活発化したこともドル高をサポートし、ドル円を押し上げた側面もあります。





一方急落したユーロは売られ過ぎから買戻しが入り、1.29台後半まで買戻しが進み、下落も一服となっています


また、ドル高が進む中堅調だった豪ドルも先週から調整局面に入り、さらに土曜日に発表になった中国の工業生産が


8年ぶりの低水準だったことから、週明けの月曜日には「窓開け」を見せ下落が加速したきました。


0.940から0.8983まで大幅な調整を示したことで、「週足」まで売りシグナルが点灯しています。


しばらくは下値リスクが高くなったと考えられます。





今週の注目点は、まず明日のFOM政策変更です。


今回のFOMCは利上げ観測が急速に高まったさなかだけに、非常に注目されます。


声明文で量的緩和終了後、利上げまでの期間をどのように表現するかによって、市場は利上げまでの期間を読み取ろうと


します。


特に文言の変更がなければ、高まってきた早期利上げ観測が後退し、ドル高の流れが止まり、利益確定のドル売りが


相場を押し下げる可能性があります。


反対に、利上げへのステップが明確に示されるようだと、もう一段ドル高に振れることになりそうです。





もう一つは、18日のスコットランドの独立を問う、住民投票の結果です。


最新の調査では、依然として独立を支持する住民が多数派との報告がありますが、多くの住民はまだ態度を決めていない


状況のようです。


仮に独立支持派が勝利するようだと、ポンドがさらに売られ、連想からユーロも売られる可能性があります。


いずれにしても、今回の2つのイベントは年後半から年末に向けての為替相場に大きな影響を及ぼすため、


極めて重要です。


年末までの中長期のポジションをどのようにセットするかも含めて、重要な「岐路」に差し掛かったといえます。









■ 今週の注目材料 ■



9/15(月)

  • 日   東京市場休場(敬老の日) 
  • 米   8月鉱工業生産
  • 米   9月NY連銀製造業景況指数      



  • 9/16(火)

  • 日   黒田・日銀総裁講演と記者会見(大阪市)
  • 独   独9月ZEW景況感指数 
  • 英   英8月消費者物価指数 
  • 英   英8月生産者物価指数 
  • 米   8月生産者物価指数  



  • 9/17(水)

     
  • 欧   ユーロ圏8月消費者物価指数(改定値)
  • 英   BOE議事録
  • 英   8月失業率
  • 米   8月消費者物価指数
  • 米   9月NAHB住宅市場指数
  • 米   FOMC政策発表
  • 米   イエレン議長記者会見



  • 9/18(木)

  • 日   8月貿易収支
  • 英   スコットランド、独立を問う住民投票
  • 英   英8月小売売上高
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   8月住宅着工件数
  • 米   8月建設許可件数
  • 米   9月フィラデルフィア連銀景況指数



  • 9/18(金)

  • 独   独8月生産者物価指数
  • 米   8月景気先行指標総合指数 
  • 加   カナダ8月消費者物価指数



  •  


    9/20(土)

  • 豪   G20財務相・中央銀行総裁会議(オーストラリア)
    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。