今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(10/20〜 10/24)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  106.00 〜 109.00
ユーロ/円 ・・・  134.00 〜 139.00
豪ドル/円 ・・・   93.00 〜 97.00
先週はNY発の株価の急落に、リスク回避の流れが強まり、これまでのドル高局面が大きく修正される


動きとなりました。


特に15日のNY市場では、小売売上高NY連銀製造業景況指数が市場予想を下回ったことで、


米得景気の先行き不安が急速に高まり、NYダウが前日比460ドル急落する場面もあり、その流れから


ドル円が105円台前半まで円高が進むきっかにもなりました。





NYダウは今年の高値から1200ドルほど下げたことになり、先週末はさがに260ドル程反発しましたが、


下げすぎによる自立反発程度と見られ、まだ下げ止まったとは言い切れません。


同時にドル円も106円台後半までドルが反発し、今朝の東京市場も株価の反発を手がかりに107円台前半まで


ドルが買い戻されていますがが、、まだ安心はできません。




今回の株安、ドル安は、エボラ出血熱、欧州の景気鈍化、さらには今月で終了すると見られているQEなどが


材料視され、米景気の後退観測からドルと株が売られたものです。


しかし、その後に発表された鉱工業生産や住宅着工件数などは市場予想を上回り、さらにミシガン大学


消費者マインドは約7年ぶりの高水準でした。


どうやら、米景気の後退という見方が杞憂に終わったと判断するのが妥当だと思われます。





結局、ドル円は先週の105円20銭が目先の底値だとすれば、110円からの下落幅である、9円34銭の


半値戻し(105円42銭)近辺で反発したことになります。


今週の米国ではそれほど重要な経済指標やイベントはありません。


重要なのは中国です。GDPやPMI、それに消費者信頼感指数など、注目される経済指標の発表があります。


低調な動きが続いている豪ドル円などが、上昇するきっかけになるかどうかという点で注目されます。





また、週央にはドイツとユーロ圏のPMIも発表されます。


ドイツの景気悪化にはユーロ売りで反応しやすいセンチメントが続いているだけに、ドル買いユーロ売りが


ドル円の上昇につながることも考えられるため、注意が必要です。





昨日、日曜日の新聞にはGPIFの資産配分が今月末には決まりそうだとの報道もありました。


外貨への投資が拡大することから、ドル高が進むとの見方につながりそうですが、ここは余り気にするbr>

必要はないと思われます。


日本株への配分を増やす点については、株高はドル高につながり易いと理解しており、ドルの支援材料


にはなり得ます。









■ 今週の注目材料 ■



10/20(月)

  • 日   日銀支店長会議
  • 独   独9月生産者物価指数



  • 10/21(火)

  • 豪   RBA議事録
  • 中   中国 7−9月GDP
  • 中   中国 9月小売売上高
  • 中   中国 9月工業生産
  • 中   APEC財務相会合(北京)
  • 米   9月中古住宅販売件数  



  • 10/22(水)

  • 豪   豪7−9月期消費者物価指数
  • 日   9月貿易収支
  • 英   BOE議事録
  • 米   9月消費者物価指数
  • 米   決算発表 →ボーイング、AT&T
  • 加   カナダ8月小売売上高
  • 加   カナダ中銀政策金利発表



  • 10/23(木)

  • 中   中国 10月HSBC製造業PMI(速報値)
  • 独   独10月製造業PMI(速報値)
  • 独   独10月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏10月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏10月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏10月消費者信頼感(速報値)
  • 欧   EU首脳会議
  • 英   英9月小売売上高
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   8月FHFA住宅価格指数
  • 米   9月景気先行指標総合指数
  • 米   決算発表 →マイクロソフト、アマゾン、GM



  • 10/24(金)

     
  • 中   中国 9月コンファレンスボード景気先行指数
  • 英   英7−9月期GDP(速報値) 
  • 米   9月新築住宅販売件数   
  • 米   決算発表 →P&G、UPS



  •  


    10/18(土)

  • 米   グアテマラ・ボストン連銀総裁講演
    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。