今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(11/17〜 11/21)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  114.00 〜 118.00
ユーロ/円 ・・・  142.00 〜 147.00
豪ドル/円 ・・・   99.00 〜 103.00
週明けの月曜日、注目の7−9月のGDP速報値は予想に反して「−1.6%」でした。


GDPが予想を大きく下回ったことで、ドル円は一時107円05銭まで上昇。短時間ではあったが


ついに117円台までドル高円安が進みました。


既に「追加緩和」は決めてはいるものの、予想外の数値に市場は円売りで反応したものと思われます。





ただその後は、株式市場が2期連続のマイナス成長を嫌気して大幅に下げ、一時先週比500円程


下げたため、ドル円も115円46銭まで急落するなど荒っぽい展開が続いています。


このままNY市場でも115円台が続き、NY株式市場が下げることになると、117円台は目先の


高値になる可能性も出てきたのではないかと思います。





今回の急激な円安は、先月末の黒田ショックから加速しました。


予想外の追加緩和にドル円は109円台から115円近辺まで上昇し、さらにその後に広まった


「消費増税見送りと解散・総選挙」で116円台までさらに円が売り込まれ、極め付きは今朝の


「2期連続のマイナス成長」で、117円を示現したわけです。





現時点ではまだ増税見送りと解散が決まったわけではありませんが、各種報道によると安倍首相の


腹は決まっているとのこと。


明日18日には正式に発表するものと見られています。





個人的にもGDPマイナス成長を受けて、消費税増税延期は決定的と予想します。


その後はおそらく1年半程先延ばしにした上で、次回はすんなりと10%への移行を国民に


納得させるものと思われます。





今週は上記安倍主首相の会見のほかにも、19日の黒田総裁の記者会見も注目したいと思います。


黒田・安倍ラインにややほころびが出てきたと穿つこともできそうです。


このれまで「デフレからの脱却」と「アベノミクス」を強力に推進してきた二人でしたが、そもそも


先月の追加緩和は「増税実施」を前提に踏み切ったもので、黒田総裁にとっても「寝耳に水」といった


ところでしょう。


記者会見でどのような発言をするのか注目です。









■ 今週の注目材料 ■



11/17(月)

  • 日   7−9月GDP(速報値)
  • 欧   ユーロ圏9月貿易収支
  • 米   11月NY連銀製造業景況指数
  • 米   10月鉱工業生産



  • 11/18(火)

  • 豪   RBA議事録
  • 独   独11月ZEW景況感指数
  • 欧   ユーロ圏11月ZEW景況感調査
  • 英   英10月生産者物価指数
  • 英   英10月消費者物価指数
  • 米   10月生産者物価指数
  • 米  11月NAHB住宅市場指数
  • 米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演



  • 11/19(水)

  • 日   日銀金融政策決定会合
  • 日   黒田日銀総記者会見
  • 英   BOE議事録
  • 米   FOMC議事録(10月28−29日分)
  • 米   10月住宅着工件数
  • 米   10月建設許可件数



  • 11/20(木)

  • 日   10月貿易収支 
  • 中   中国 11月HSBC製造業PMI(速報値)
  • 独   独10月生産者物価指数
  • 独   独11月製造業PMI(速報値)
  • 独   独11月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏11月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏11月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏11月消費者信頼感(速報値)
  • 英   英10月小売売上高
  • 米   10月消費者物価指数
  • 米   10月中古住宅販売件数
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   11月フィラデルフィア連景況指数
  • 米   ロレッタ・クリーブランド連銀総裁講



  • 11/21(金)

     
  • 欧 ドラギ・ECB総裁講演演
  • 加   カナダ10月消費者物価指数



  •  


    11/16(土)

  • G20(オーストラリ、ブリスベーン)
    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。