今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(12/15〜 12/19)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  116.00 〜 121.00
ユーロ/円 ・・・  146.00 〜 151.00
豪ドル/円 ・・・  96.00 〜 100.00
14日の衆院選では、事前予想通り自民が議席数は減らしたものの、圧勝に近い形で終わり、自公連立政権では


2/3の議席を確保する結果になりました。


この結果だけでは材料にはなりにくと思われましたが、週明けの東京では、選挙結果を踏まえた安首相が、経済を最優先する


姿勢を打ち出し、経済対策に1兆円を積み増す姿勢を見せたことでドル円は119円台に戻る場面がありました。





一方先週末のNYでは、原油価格が一段と下落したことで株式市場が大幅下落を見せ、長期金利も2ヵ月ぶりの低水準を


つけており、ドル下落圧力になっています。


朝方のオセアニアでドル円は一時117円78銭まで下落しましたが、その後のドル買戻しもかなり活発な動きをみせ、


売り買いが交錯している状況です。


NYダウが351ドル下げ、米長期金利が低下したら、通常は円買いが増すのが普通だが、やはり選挙結果を受け、


「アベノミクス」がさらに推進されるといった思惑もあるせいか、円買いの勢いも限定的です。





今年は残すところ大きな材料は2つです。


15−16日に行われるFOMCがその一つで、ここでは市場が注目しているように、文言の変更があるかないかが


最大の焦点です。


今月に入って、フィッシャーFRB副議長は講演で。文言を外すタイミングが近いことを示唆しています。


「相当な期間」という文言が削除される可能性は高いと思われますが、それでもハト派のイエレン議長が慎重な


姿勢をくずすかどうかは分かりません。


また、もし文言が外され「利上げ前倒し観測」が台頭しても、先週記録した121円85銭の高値を抜けるかどうかは


不透明です。





ドル円は先週軟調な株価の影響から117円43銭を記録し、その後は117円台半ばから119円台半ばで神経質ながら


もみ合いが続いています。


やや上値が重くなってきた印象はありますが、それでも116円台を目指す展開でもありません。



今回のドル高の局面の特徴でもあります。





まだまだ荒れそうな今年のドル円です。


最後まで気を抜かずに相場を追いたい物です。


テクニカルを見ると、119円60銭あたりを上抜けできれば、再度120円を試す可能性が出てくる一方、116円85−117円


あたりは重要なサポートと見られます。


もみ合いの中からどちらに抜けるのかをしっかり見極め、来年につなげたいと思います。









■ 今週の注目材料 ■



12/15(月)

  • 日   12月日銀短観
  • 中   中国 11月マネーサプライ
  • 米   11月鉱工業生産
  • 米   12月NAHB住宅市場指数
  • 米  12月NY連銀製造業景気指数



  • 12/16(火)

  • 豪   RBA議事録
  • 中   中国 12月HSBC製造業PMI(速報値)
  • 独   独12月ZEW景況感指数
  • 欧   ユーロ圏10月貿易収支
  • 英   英11月消費者物価指数
  • 米   11月住宅着工件数
  • 米   11月建設許可件数  



  • 12/16(水)

  • 日   11月貿易収支
  • 欧   ユーロ圏11月消費者物価指数(改定値)
  • 欧   ギリシャ議会、大統領選出のための第1回投票
  • 英   11月失業率
  • 英   BOE議事録
  • 米   FOMC 
  • 米   イエレン議長記者会見
  • 米   11月消費者物価指数



  • 12/17(木)

  • 独   独12月IFO景況指数
  • 英   英11月小売売上高
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   12月フィラデルフィア連銀景況指数



  • 12/18(金)

  • 日   日銀金融政策決定会合
  • 日   黒田日銀総裁記者会見
  • 独   独11月生産者物価指数
  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演
  • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
  • 加   カナダ11月消費者物価指数
  • 加   カナダ10月小売売上高



  •  


    12/13(土)


    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。