今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(3/23 〜 3/27)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  118.50 〜 121.50.00
ユーロ/円 ・・・  127,00 〜 132.00
豪ドル/円 ・・・  91.00 〜 94.00
先週のFOMCまでは、利上げ観測が根強く、ドル円は121円台半ばまで上昇しました。


米長期金利も2.2%台まで上昇(価格は経落)し、ドル円の押し上げ要因となりました。


しかしFOMCでは、予想通り「辛抱強く」とのフォワードガイダンスは外されましたが、


メンバーの2015年末の金利見通しが下方修正され、利上げへの準備はできたものの、


同時に利上げは急がないというメッセージにも受け取れ、ドルが売られる展開にやや変化して


います。





結局利上げのタイミングは、今後の経済指標次第ということですが、そう考えると、2月以降に


発表された指標は、住宅関連を中心に軟調な内容が続き、「6月利上げはない」と考えるのに


違和感はないように思えます。


労働市場の回復は磐石に見えるものの、その他の指標にやや息切れが感じられる状況かと思います。





週明けのドル円は再び120円を割り込む水準に戻っています。


6月利上げ観測が強まることで、ドル円は下値を切り上げ122円台示現まで上昇したわけですが、


これで、早ければ6月利上げの可能性はがなくなったわけではありませんが、次第に「早くとも9月」


といった見方が増えてきたといえます。


そのため今週はどちらかと言えば、ドルの下値を試すのではないかと予想しています。


経済指標が大きく上振れれ再び121円をテストも考えられますが、この点は余り期待はできません。





それでも日本株が連日最高値を更新している状況の中、ドル円が一気に円高方向に振れる可能性も低いと


思われます。


株価の上昇で機関投資家などは含み益が膨らみ、「リスク許容度」が大幅に強まっていると考えられるからです。


また、やや後退してはいるものの、日銀による追加緩和観測も立ち消えたわけではありません。


119円前後までの円高局面はあるかもしれませんが、そこから一段と下げる展開は考えにくいと思われます。





まもなく3月も終わり、新年度入りします。


ここは、新年度に向けてポジションを構築するいい機会になるのではないでしょうか。









■ 今週の注目材料 ■



3/23(月)

  • 欧   ユーロ圏月消費者信頼感(速報値)
  • 米   2月中古住宅販売件数
  • 米   ロレッタ・クリーブランド連銀総裁講演
  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
  • 米   フィッシャー・FRB副議長講演



  • 3/24(火)

  • 中   中国 3月HSBC製造業PMI(速報値)
  • 中   中国 2月コンファレンスボード景気先行指数
  • 独   独3月製造業PMI(速報値)
  • 独   独3月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏3月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏3月非製造業PMI(速報値)
  • 英   英2月生産者物価指数
  • 英   英2月消費者物価指数
  • 米   2月消費者物価指数
  • 米   1月FHFA住宅価格指数
  • 米   2月新築住宅販売件数
  • 米   3月リッチモンド連銀製造業指数
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演



  • 3/25(水)

  • 豪   RBA 金融安定報告書を公表
  • 独   独3月IFO景況指数
  • 米   2月耐久財受注
  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演


    3/26(木)

  • 英   英2月小売売上高
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演
  • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演



  • 3/27(金)

  • 日   2月消費者物価指数
  • 日   2月失業率
  • 中   中国 2月工業生産
  • 独   独2月小売売上高
  • 米   10−12月期GDP(確定値 )
  • 米  3月ミシガン大学消費者信頼感指数(改定値)
  • 米   フィッシャー・FRB副議長講演


     


    3/22(日)


    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。