今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(5/4 〜 5/8)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  117.50 〜 121.50
ユーロ/円 ・・・  130.00 〜 137.00
豪ドル/円 ・・・  93.00  〜 97.00
今週は日本が大型連休のため、市場参加者も局単に少なく、特にドル円は動きが限定的と


予想していましたが、そうでもなかったようです。


市場参加者が少ないことで、何かあればレートが飛び、値幅が拡大することもありますが、


今年は、それもなく、そこそこの値幅はあったものの、これまでのレンジ内での推移に


留まりました。





連休前半では米金利の上昇を材料にドルが買われ、ドル円は120円台半ばまで上昇しました。


ただ、この水準はこれまでも上値のメドとして機能してきており、今回も結局この水準を


抜けずに反落しています。


レンジブレイクがなかなかできない状態が続いています。





ドル円はその後、昨日発表のADP雇用者数が予想を大きく下回ったことで、119円台前半まで


ドル安が進んでいますが、明日の雇用統計に対する期待もやや後ずれした格好です。


こうなると、今週末の雇用統計には俄然注目が集まります。


先月発表された「3月の雇用付統計」が、予想より余りにも悪かったことはある意味「ショック」


でしたが、今回も昨日の数字を見て再び「下振れ」懸念が台頭しています。





仮に前月のように予想を大きく下回るようだと、ここまで順調に拡大してきた雇用にもブレイキが


かかったことを意味し、今後の利上げのタイミングに大きな影響を与えることになります。


一方予想通り23万人を超えるようだと、3月の内容が一時的だったという見方が広がり、利上げ


が前倒しになりそうです。


もっとも、それでも次回のFOMCがある6月の利上げの可能性は極めて低いと予想しています。





今年2月あたりから続いている軟調な米経済指標ですが、だからといって利上げがなくなるような


状況ではありません。


日米欧で、真っ先に正常な金融政策に踏み切る可能性が高い米国に資金が流れる構図は、かわらない


だろうと考えています。


今週末の雇用統計をきっかけに、レンジブレイクへの一歩を踏み出せるのかどうかも注目されます。









■ 今週の注目材料 ■



5/4(月)

  • 日   東京市場休場(みどりの日) 
  • 豪   豪3月住宅建設許可件数
  • 中   中国 4月HSBC製造業PMI(改定値)
  • 欧   ユーロ圏4月製造業PMI(改定値)
  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演



  • 5/5(火)
  • 豪   豪3月貿易収支
  • 豪   RBAキャッシュターゲット
  • 日   東京市場休場(こどもの日) 
  • 欧   ユーロ圏3月生産者物価指数
  • 米   3月貿易収支
  • 米   4月ISM非製造業景況指数



  • 5/6(水)

  • 豪   豪3月小売売上高
  • 日   東京市場休場(振替休日)
  • 中   中国 4月HSBCサービス業PMI(速報値)
  • 英   英4月サービス業PMI
  • 欧   ユーロ圏3月小売売上高
  • 欧   ユーロ圏4月製造業PMI(改定値)
  • 欧   ユーロ圏4月非製造業PMI(改定値)
  • 米   4月ADP雇用者数
  • 米   第一四半期労働生産性(速報値)
  • 米   ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
  • 米   ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演


    5/7(木)

  • 豪   豪4月雇用統計
  • 日   4月マネタリーベース
  • 英    英 総選挙
  • 米   3月消費者信用残高
  • 米   新規失業保険申請件数



  • 5/8(金)

  • 中   中国 3月貿易収支
  • 独   独3月鉱工業生産
  • 独   独3月貿易収支
  • 米   4月雇用統計
  • 加   カナダ4月住宅着工件数
  • 加   カナダ4月失業率


     


    5/9(土)

  • 中   中国 4月消費者物価指数
  • 中   中国 4月生産者物価指数
    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。