今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(8/10 〜 8/14)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  123.00 〜 126.00
ユーロ/円 ・・・  133.00 〜 138.00
豪ドル/円 ・・・  89.00  〜 94.00
為替市場では、9月の米利上げ観測が徐々に高まり、ドル円は先週6日には約2ヶ月ぶりに125円まで


ドル高が進みました。


また週末の雇用統計では、非農業部門雇用者数は21.5万人と、市場予想を若干下回り、失業率は5.3%と


予想通りでした。


この結果を受けて、市場ではドル買いが強まり、ドル円は節目の125円台に乗せ、一時は125円07銭まで



値を下げています。





市場の見方は依然として利上げに前向きな姿勢を崩していません。


特に先週はロックハート・アトランタ連銀総裁が、9月利上げが適切だ、などと述べたことで、9月利上げ


観測がこれまでになく高まっています。


利上げに踏み切るかどうかが議論される9月16−17日のFOMCには、まだ1ヶ月ほどありますが、この間に


発表される経済指標が、これまで以上に重みを持つことになります。





筆者も個人的には以前から9月利上げを予想してきましたが、市場の予想は12月と9月に割れています。


来年にずれ込むという見方もありますが、足元ではそれは少数派に属すことになります。


では、なぜ9月利上げを予想するのかといえば、まず来年以降の先送りする理由も見つからない


からです。


そして12月ではなく、9月にしたのは、利上げのタイミングを遅らせることで、市場の混乱も先送りに


なると考えるからです。





FRBとすれば、どこかで緩和政策を変更しなければならないのは十分認識しており、足元の経済指標は


緩和政策を維持して、ゼト金利を続けなければならないほどの状況ではないということです。


仮に、初回利上げを決定しても、その後の利上げのペースは極めて緩やかになることも発表しています


株価の下落が続いており、原油価格の下落もその動きを加速させていることや、中国景気の低迷が資源価格の


下落にもつながっており、今後も注意が必要です。





今週は木曜日に小売売上高が発表されます。


言うまでもなく、個人消費がどれだけ伸びたのかを確認できるため、今後の利上げの判断には影響を


与える大事な指標です。


124円台で推移しているドル円が、再び125円を試すことができるかどうか注目しています。









■ 今週の注目材料 ■



8/10(月)
  • 日   6月国際収支
  • 日   7月景気ウォッチャー調査
  • 中   中国 7月マネーサプライ
  • 米   7月労働市場情勢指数(LMCI)
  • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演



  • 8/11(火)
  • 日   7月マネーストック
  • 独   独8月ZEW景況感指数
  • 加   カナダ7月住宅着工件数



  • 8/12(水)

  • 日   日銀金融政策決定会合議事要旨(7月14、15日分)
  • 中   中国 7月小売売上高
  • 中   中国 7月工業生産
  • 欧   ユーロ圏6月鉱工業生産
  • 英   英7月失業率
  • 米   7月財政収支



  • 8/13(木)

  • 独   独月消費者物価指数(改定値)
  • 欧   ECB議事要旨
  • 米   7月小売売上高
  • 米   新規失業保険申請件数



  • 8/14(金)

  • 独   独4−6月期GDP(速報値)
  • 仏   仏4−6月期GDP(速報値)
  • 伊   伊4−6月期GDP(速報値)
  • 欧   ユーロ圏4−6月期GDP(速報値)
  • 米   7月生産者物価指数
  • 米   7月鉱工業生産
  • 米   8月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)



  •  
    8/15(土)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。