今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(8/31〜 9/4)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  117.00 〜 122.00
ユーロ/円 ・・・  132.00 〜 139.00
豪ドル/円 ・・・  80.00  〜 86.00
中国の景気減速に端を発した「世界同時株安」は、先週後半にかけて収まったかの様に見えましたが、


上海株の下落をきっかけに、再び不安心理が増幅し、混乱がが深まってきたようです。


1日に発表された8月の製造業PMIは、好不況の節目である「50」を割り込んで「49.7」


でした。


これをきっけかけに、中国景気の減速懸念が増し、日本株の大幅下落と、NY株もつられて469ドル


下げたことから、ドル円は再び下値を試し、119円台前半までドル安が進んでいます。





先週末のNYでは一時121円75銭までドルが買われたことを考えると、急激な円高と言えます。


特に今回は、主要通貨に対しても円が買われ、先週の様相とは異なっている点に注意が必要です。


先週のリスク回避の際には、円とユーロが避難先通貨に選ばれた感がありましたが、今回は円のみに


買いが集中したと見られます。





結局、先週後半には収束したと見られていたチャイナリスクが依然としてくすぶっていたことと


なり、「夏の嵐は去っていなかった」と言えます。


中国人民銀行は為替先物予約の規制を導入し、人民元売りを回避する政策を採りましたか、どこまで


効果があるかは不透明です。


むしろ、先日の人民元切り下げに続き、人民元を下落させないようにする政策を執拗に行うことで、


よほど景気の実態が悪いのではないかといった懸念を増幅させている面もあろうかと思います。





今週は、米国では8月の雇用統計が発表されます。


仮に、この内容が良くてもFRBは9月のFOMCでの利上げを先延ばしすると予想しています。


一部には、FRBは自国の経済を優先するため、利上げの環境が整えば利上げに踏み切るといった意見も


あるようですが、個人的にはその環境にはないと思っています。


ここで利上げを行い、不安定な株価がさらに下げ足を早めるようなことになれば、将来に禍根を残す


ことになります。


FRBとしても、そこまでのリスクは取れないのではないかというのが、個人的な「読み」ですが、


<果たしてどうでうでしょうか。br>








■ 今週の注目材料 ■



8/31(月)
  • 日   7月鉱工業生産
  • 英   ロンドン市場休場(サマーバンクホリデー)
  • 米   8月シカゴ購買部協会景気指数
  • 欧   ユーロ圏8月消費者物価指数(速報値)



  • 9/1(火)
  • 豪   RBAキャッシュターゲット
  • 豪   豪7月住宅建設許可件数
  • 中   中国 8月非製造業PMI(速報値)
  • 中   中国 8月製造業PMI(速報値)
  • 中   中国 8月財新製造業PMI(確報値)
  • 中   中国 8月財サービス業PMI
  • 独   独8月雇用統計
  • 欧   ユーロ圏8月製造業PMI(改定値)
  • 欧   ユーロ圏7月失業率
  • 伊   伊4−6月期GDP(改定値)
  • 英   英8月製造業PMI
  • 米   8月ISM製造業景況指数
  • 米   グアテマラ・ボストン連銀総裁講演
  • 加   カナダ4−6月期GDP



  • 9/2(水)

  • 日   8月マネタリーベース
  • 豪   4−6月期GDP
  • 欧   ユーロ圏7月生産者物価指数
  • 米   8月ADP雇用者数
  • 米   ベージュブック(地区連銀経済報告)



  • 9/3(木)

  • 豪   豪7月貿易収支
  • 豪   豪7月小売売上高
  • 欧   ユーロ圏11月製造業PMI(改定値)
  • 欧   ユーロ圏11月非製造業PMI(改定値)
  • 欧   ユーロ圏7月小売売上高
  • 欧   ECB金融政策発表
  • 欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   7月貿易収支
  • 米   8月ISM非製造業景況指数



  • 9/4(金)

  • 欧   ユーロ圏4−6月期GDP(改定値)
  • 米   8月雇用統計
  • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
  • 加   カナダ8月失業率



  •  
    9/5(土)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。