今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(11/17〜11/21)



■ 今週のレンジ予想 ■

ドル/円  ・・・ 93.00 〜 101.00
ユーロ/円 ・・・ 118.00 〜 126.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2100 〜 1.2800


ワシントンでのG−20が終わり市場の評価はニュートラルのようです。

新興国も含めての金融サミットは過去に例が無く、国際的な協調ができた、

という意味では成功だったように思います。

一方で、「基軸通貨ドル」を巡る各国首脳の発言は今後に課題を残したようです。

世界経済の中でその存在感を徐々に失いかけている米国は「強いドル」を望む

という発言を繰り返しますがここ数年間で観れば明らかにドル安です。

しかし現実は、ドルに代わる基軸通貨を求めるには、現状、ユーロですら

『役不足」は否めません。

ドル円は基本的には95-100円を抜け切れないでいます。

先週、米経済指標の悪化を受けて一時94円台までドル安が進む場面もありましたが、結局押し戻されています。

今週も引き続き荒っぽい展開を予想しますが、今の段階では90円割れはかなり

難しいのではないかと思われます。

米金融機関の決算は7-9月期が最悪の状況で、今後多少のブレはあるとしても、

徐々に回復に向かう可能性が高いということと、今朝発表された日本のGDPも

二期連続でマイナスを記録するなど円の悪材料も無視できない状況になってくるのではないかと予想しています。

また、依然として日米株式市場の動向が重要な要因であるわけですが、こちらもオバマ新政権の元で来年に向け

下げ止まってくるのではないかと観ています。

引き続き金融緩和の余地も日米欧で残されており、マイナス成長からプラス成長

への回復に向けて金融、財政両面での政策効果がでて来るものと思われます。

■ 今週の注目材料 ■
11/17
米 10月鉱工業生産
11/18
米 10月卸売物価指数
11/19
米 10月住宅着工件数
米 10月消費者物価指数
米 FOMC議事録公開(10/28,29日分)
11/20
米 週間失業保険申請件数
米 11月フィラデルフィア連銀景況指数
11/21
日 白川日銀総裁会見 

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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外為オンラインのシニアアナリスト 
佐藤正和

邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
通算30年以上、為替の世界に携わっている。
・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。