今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(11/23〜 11/27)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  121.00 〜 124.00
ユーロ/円 ・・・  128.00 〜 134.00
豪ドル/円 ・・・  85.00  〜 89.00
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ドル円は先週、米利上げ観測が強まり一時123円76銭までドル高が進みました。


このところの意識されている、123円台半ばから124円の「壁」に挑みましたが、


「壁」は破れず、週末末は122円台70−80銭で引けて、東京が休みの昨日も123円台は


回復したものの、再び122円台後半に押し戻され、もみ合いが続いています。


一方、ーロドルは先週までは1.06台割れを試しましたが、結局抜けずに1.07台半ばまで


反発していましたが、昨日は1.06を割り込んで、1.0593までユーロ安が進みました。


12月のFOMCでゼロ金利政策に終止符を打ち、利上げに踏み切るとの見方が強まり、


ECBでは、インフレ率を引き上げるための措置が取られるとの観測sが強まったことが背景です。






FRBのよる12月利上げは、かなりの確率で実施されると予想されます。同時にECBも何らかの


緩和策を行うという見立てですが、この見方がユーロ売りを誘発し、ユーロの売り持ち額が膨らませて


います。


目先のユーロドルのサポートは大台の、1.05であり、さらにはその下の、3月13日に記録した


1.0463と見ています。


仮に1.0463の安値を割り込むようだと、1.02に向っていくと予想しています。


ただ、気をつけたいのは、3月半ばもそうでしたが、多くの市場参加者が「ユーロは1.0を目指す」


という見方で一致する時は、ややリスクが高まることは過去の動きが示しており、慎重に行動する


必要があります。





27日には10月の消費者物価指数が発表されます。


市場予想をは「マイナス0.1%」で、先月と同じく物価は下がると見ています。


「物価の上昇基調は変わらない」と主張する日銀ですが、エネルギーの下落を除くと、確かに1.0%以上は


上昇していますが、それでも2%の物価上昇を目標にしている日銀にとっては、逆風が吹いている


状況は変わっていません。


企業の設備投資は、最高益を稼ぎ出している割には、慎重です。


また、賃金の上昇も思ったほどは上がっていません。


勢い、個人消費も慎重にならざるを得ません。





123円台に突入した割にはドル円の上値が重く、121円や122円台とはやや様相を異にしています。


米国の利上げがほぼ間違いない状況で、さらにECBの追加緩和観測が強いことから、ドル円が急落する


リスクは低いと思われますが、ここからの上昇のスピードも緩やかなものになろうかと思われます。


ある程度利益が出たら確定し、回転をきかすトレードが必要かと思います。


引き続きユーロドルの動きからは目が離せません。









■ 今週の注目材料 ■



11/23(月)

  • 日 東京市場休場(勤労感謝の日)
  • 独   独11月製造業PMI(速報値)
  • 独   独11月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏11月製造業業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏11月サービス業PMI(速報値)
  • 米   10月中古住宅販売件数



  • 11/24(火)

  • 独   独7−9月期GDP(改定値)
  • 独   独11月IFO景況指数
  • 米   7−9月GDP(改定値)
  • 米   9月ケースシラー住宅価格指数
  • 米   11月消費者信頼感指数



  • 11/25(水)

  • 米   10月個人所得
  • 米   10月個人支出
  • 米   10月PCEコアデフレーター
  • 米   10月耐久財受注
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   9月FHFA住宅価格指数
  • 米   10月新築住宅販売件数
  • 米   11月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)



  • 11/26(木)

  • 米 NY休場(感謝祭)
  • 欧   ユーロ圏10月マネーサプライ



  • 11/27(金)

  • 日   10月消費者物価指数
  • 日   10月失業率
  • 中   中国 10月工業利益
  • 欧   ユーロ圏11月景況感指数
  • 英   英7−9月期GDP(改定値)
  • 米   ブラック・フライデー
  • 米   株式市場と債券市場は短縮取引



  •  
    11/28(土)

     



    11/29(日)





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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。