今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(12/7〜 12/11)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  119.00 〜 123.00
ユーロ/円 ・・・  128.00 〜 135.00
豪ドル/円 ・・・  85.00  〜 90.00
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今週のFOMCではほぼ利上げが確実視され、市場へもほぼ織り込まれており、材料にはなりにくい状況です。


そんな中、先週から市場の主役になっていたのが「WTI原油価格」でした。


40ドル割れから、一時は36ドル台まで原油安が進んみ、さらに週末には35ドル台半ばまで下落し、


越週しています。35ドル台は実に6年10ヶ月ぶりの低水準です。





先週OPEC総会が開かれ、ここでの減産は合意に至らず、この日から原油価格は6日


連続で下げており、専門家の一部には「30ドルまで下げる」といった見方もあるようです。


ただ、このところの下げ足の速さは、多分に投機的とも思える動きをしており、一旦は反発する


可能性もないとは言えません。





NY株式市場では、エネルギー株の時価総額に占める割合が比較的大きく、原油価格が下がると株価の


下落が進み「リスクオフ」となり安全通貨の円が買われます。


先週末のNYではドル円は11月3日以来となる120円台半ばまでドル売りが進む場面もありました。





ドル円は一時的とはいえ、120円台半ばまでドルが売られ、利上げ決定を前にしてやや調整局面


に入った可能性も出てきました。


これまで123円台半ばから124円が非常に重く、利上げ決定後にはポジションの巻き戻しから円高に


振れるとの見方も根強く残っていました。


このまま121円台あたりでFOMCを迎えると、ポジション調整の余波で120円を割り込むこともbr>

ないとは言えない状況になって来ました。





ただ、基本的にはまだドル高のトレンドは変化していなと思います。


米利上げは確実で、2016年度も2から3回程度の利上げが見込まれ、フェデラルファンド(FF)金利も


1%程度と見込まれています。


また、それ以降も緩やかな利上げのペースは続くものと思われます。





一方日欧では追加緩和の継続が見込まれることも、円や、ユーロがドルに対して弱含むことを意味します。


短期的にはともかくとして、もう少し長い目で見れば、日米欧中銀の金融政策の差は歴然としており、


為替レートにはじわりと効いてくる状況は続いています。





今週は上記FOMC後の市場反応には注意が必要ですが、日本時間では17日の早朝4時にFOMCの結果が


発表され、4時半からはイエレン議長の記者会見が開始されます。


また週末の18日には今年最後の日銀決定会合があります。


政策に関しては「無風」状態ですが、一応黒田総裁の発言には注目しておくことが肝要かと思います。









■ 今週の注目材料 ■



12/14(月)

  • 日   12月日銀短観
  • 欧   ユーロ圏10月鉱工業生産



  • 12/15(火)

  • 豪   RBA議事録
  • 独   独12月ZEW景況感指数
  • 英  英11月物価統計
  • 英   英11月生産者物価指数
  • 米  12月NY連銀製造業景気指数
  • 米   11月消費者物価指数
  • 米   12月NAHB住宅市場指数



  • 12/16(水)

  • 独   独12月製造業PMI(速報値)
  • 独   独12月サービス業PMI(速報値
  • 欧   ユーロ圏12月製造業業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏12月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏11月消費者物価指数(確報値)
  • 英   英11月失業率
  • 米   11月住宅着工件数
  • 米   11建設許可件数
  • 米   11月鉱工業生産
  • 米   FOMC 政策金利発表
  • 米   イエレン議長記者会見



  • 12/17(木)

  • 日   11月貿易収支
  • 独   独12月IFO景況指数
  • 欧   ECB経済報告
  • 英   英11月小売売上高
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   12月フィラデルフィア連銀景況指数



  • 12/18(金)

  • 日   日銀金融政策決定会合
  • 日   黒田日銀総裁記者会見
  • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
  • 加   カナダ11月消費者物価指数
  • 加   カナダ11月小売売上高



  •  
    12/19(土)

     



    12/20(日)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。