今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(1/4〜 1/8)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  118.00 〜 12100
ユーロ/円 ・・・  128.00 〜 133.00
豪ドル/円 ・・・  84.00  〜 88.00
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昨年12月の米利上げ以降やや取ドルが売られ、円が買われる展開が続いていましたが、それでも


何とか120円台はキープして越年しました。


しかし年明け4日にはついに120円の大台を割り込み、一気に119円台半ばまで円が買われ、


波乱の幕開けとなっています。





中国の12月の製造業PMIが先月よりも悪化しており、これをきっかに日経平均株価が500円を超す


大幅安を見せたことが円買いを誘導した格好です。


どうやら今年も市場は、中国発の情報には敏感に反応し、相場の大きな変動要因になることは間違い


なさそうです。





ドル円は119円台半ばまで円高に振れたことで、ローソク足は週足でも雲の中に入っています。


MACDでも「マックD」がマイナス圏に入って来ました。


テクニカル的には118円台は十分視野に入って来ました。


サポートのメドとしては昨年10月に記録した118円10−20銭辺りかと思われますが、


いつものことですが、下落スピードは予想されるよりもかなり早いことから、注意が必要です。


慎重に買い場を探る姿勢を維持することです。





2016年のリスクの一つが中国景気であることは衆目の一致するところです。


加えて、意識したいのが地政学的リスクです。


今年も既に、イランとサウジが国交を断絶するというニュースが飛びこんで来ました。


専門家も、かつてないほど地政学的リスクは高まっており、いつ、どこでテロが起きても


驚かないと、警告しています。





年明けから株価の急落と円高が進み、今年の相場の難しさを予感させています。


今年の為替の難しさは2つあろうかと思いますが、1つは年間を通じての値幅がかつてほどなく、


天井で買ったり、底値で売ったりした場合、なかなかなカバーするのが困難だということです。


2つめは、正しい方向性が見つけにくいということです。


従って、ある程度小まめに利益を確定してかなけばなりません。


テクニカルを中心に取引することをお勧めします。


特に相場観が正しく、方向があった場合でも、逆のシグナルが出た際には早めに対応することが


肝要です。


そうすることによって、大きな損を避けることができるからです。






■ 今週の注目材料 ■



1/4(月)

  • 中   中国 12月財新製造業PMI
  • 独   独12月消費者物価指数(速報値)
  • 英   英11月製造業PMI
  • 米   12月ISM製造業景況指数



  • 1/5(火)

  • 日   12月マネタリーベース
  • 独   独12月雇用統計
  • 欧   ユーロ圏12月消費者物価指数(速報値)
  • 英   英12月サービス業PMI



  • 1/6(水)

  • 中   中国12月財新サービス業PMI
  • 中   中国12月財新コンポジットPMI
  • 欧   ユーロ圏12月製造業PMI(改定値)
  • 欧   ユーロ圏12月サービス業PMI(改定値)
  • 欧   ユーロ圏11月生産者物価指数
  • 米   12月ADP雇用者数
  • 米   11月貿易収支
  • 米   12月ISM非製造業景況指数
  • 米   FOMC議事録(12月15、16日分)



  • 1/7(木)

  • 豪   豪11月貿易収支
  • 豪   豪11月住宅建設許可件数
  • 欧   ユーロ圏12月景況感指数
  • 欧   ユーロ圏11月失業率
  • 欧   ユーロ圏11月小売売上高
  • 欧   ユーロ圏12月消費者信頼感(確報値)
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演



  • 1/8(金)

  • 豪   豪11月小売売上高
  • 日   11月景気動向指数
  • 独   独11月鉱工業生産
  • 独   独11月貿易収支
  • 独   独11月経常収支
  • 英   英11月貿易収支
  • 米   12月雇用統計
  • 米   12月消費者信用残高
  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
  • 加   カナダ12月失業率
  • 加   カナダ12月就業者数
  • 加   カナダ12月建設許可件数



  •  
    1/9(土)

  • 中   中国 12月消費者物価指数
  • 中   中国 12月生産者物価指数  



  • 1/10(日)

  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
  • 米   ロレッタ・クリーブランド連銀総裁講演




  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。