今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(2/1〜 2/5)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  118.00 〜 123.00
ユーロ/円 ・・・  127.00 〜 133.00
豪ドル/円 ・・・  83.00  〜 87.00
====================================================================================




先週末、日銀がついに動きました。


これまで、政策決定会合が開催されるたびに「政策変更なし」との発表に、失望からドル売りと株安が


続いてきましたが、「マイナス金利の導入」という「荒技」に出ました。


日銀に預ける預金の一部にマイナス金利をつけるというものです。





この発表に先週末にはドル買い円売りが加速して、NYでは121円70銭までドル高が進み、


1日で約3円のドル高が進行し、2014年10月の末の「サプライズ緩和」を彷彿させました。


日経平均株価の方も、500円余り上昇し、市場は一気にこれまでの「リスクオフ」から「リスクオン」へ


舵を切らされた格好です。





総裁は決定会合後の記者会見で、「実質金利を引き下げ、消費や投資に好影響を与える」ことを意図して


行ったと語っています。


1月の初めから始まった想定外の円高と株安から、2%の物価上昇目標の達成はほぼ不可能になり、


このままでは黒田総裁自身への信頼が崩れ、ひいては日銀そのものへの信頼も低下することから


ここで動かないわけには行かなかったものと思われます。





「マイナス金利の導入」は市中銀行が日銀に必要以上の資金を預けた場合には、金利を支払うことを意味します。


そのため、銀行は日銀から資金を回収し、本来の融資に回すことになります。


ただその際、日銀が期待するような資金需要があるかどうかは分かりません。


リーマンショック後、企業は万が一のために備え、手元資金の増大を図り、さらに銀行からの借入金を極力


減らしてきました。


今や、実質無借金の企業はかなりの数に上ります。





「マイナス金利の導入」で、長期金利をはじめ、国債の利回りが急低下しています。


10年利回りは、ついに0.1%を割り込み、過去最低を更新しています。


機関投資家は、もやは、国内には投資先が見つからず、いきおい、リスクをとっても高利回りを求めて


海外に出て行くことになります。


これが円安につがるという見方です。





121円台後半まで上昇したドル円ですが、このまま125円に向っていくかは不透明です。


原油価格の先安感や中国景気の不安は依然として不透明です。


また米景気も、雇用と住宅を除けば安心できません。


ここはしばらく、どこまで株価とドルが戻るのかを見極める必要があります。









■ 今週の注目材料 ■



2/1(月)

  • 中   中国1月製造業PMI
  • 中   中国1月非製造業PMI
  • 中   中国1月財新製造業PMI
  • 欧   ユーロ圏12月製造業PMI(改定値)
  • 英   英12月製造業PMI
  • 米   12月個人所得
  • 米   12月個人支出
  • 米   12月PCEコアデフレーター
  • 米   1月ISM製造業景況指数
  • 米   フィッシャー・FRB副議長講演



  • 2/2(火)

  • 豪   RBA、キャッシュターゲット
  • 日   1月マネタリーベース
  • 独   独1月雇用統計
  • 欧   ユーロ圏12月生産者物価指数
  • 欧   ユーロ圏12月失業率
  • 米   ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
  • 米  企業決算 → ダウ・ケミカル、エクソンモービル、ファイザー



  • 2/3(水)

  • 豪   豪12月貿易収支
  • 豪   豪12月住宅建設許可
  • 英   英1月サービス業PMI
  • 欧   ユーロ圏12月小売売上高
  • 米   1月ADP雇用者数
  • 米   1月ISM非製造業景況指数



  • 2/4(木)

  • 英   BOE金融政策発表
  • 英   BOE、四半期物価報告
  • 英   BOE議事録
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   12月耐久財受注



  • 2/5(金)

  • 豪   RBA四半期金融政策報告
  • 豪   豪12月小売売上高
  • 米   1月雇用統計



  •  
    2/6(土)

     



    2/7(日)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



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    ■ 今週のレンジ予想 ■


    ドル/円  ・・・  118.00 〜 123.00
    ユーロ/円 ・・・  127.00 〜 133.00
    豪ドル/円 ・・・  83.00  〜 87.00
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    先週末、日銀がついに動きました。


    これまで、政策決定会合が開催されるたびに「政策変更なし」との発表に、失望からドル売りと株安が


    続いてきましたが、「マイナス金利の導入」という「荒技」に出ました。


    日銀に預ける預金の一部にマイナス金利をつけるというものです。





    この発表に先週末にはドル買い円売りが加速して、NYでは121円70銭までドル高が進み、


    1日で約3円のドル高が進行し、2014年10月の末の「サプライズ緩和」を彷彿させました。


    日経平均株価の方も、500円余り上昇し、市場は一気にこれまでの「リスクオフ」から「リスクオン」へ


    舵を切らされた格好です。





    総裁は決定会合後の記者会見で、「実質金利を引き下げ、消費や投資に好影響を与える」ことを意図して


    行ったと語っています。


    1月の初めから始まった想定外の円高と株安から、2%の物価上昇目標の達成はほぼ不可能になり、


    このままでは黒田総裁自身への信頼が崩れ、ひいては日銀そのものへの信頼も低下することから


    ここで動かないわけには行かなかったものと思われます。





    「マイナス金利の導入」は市中銀行が日銀に必要以上の資金を預けた場合には、金利を支払うことを意味します。


    そのため、銀行は日銀から資金を回収し、本来の融資に回すことになります。


    ただその際、日銀が期待するような資金需要があるかどうかは分かりません。


    リーマンショック後、企業は万が一のために備え、手元資金の増大を図り、さらに銀行からの借入金を極力


    減らしてきました。


    今や、実質無借金の企業はかなりの数に上ります。





    「マイナス金利の導入」で、長期金利をはじめ、国債の利回りが急低下しています。


    10年利回りは、ついに0.1%を割り込み、過去最低を更新しています。


    機関投資家は、もやは、国内には投資先が見つからず、いきおい、リスクをとっても高利回りを求めて


    海外に出て行くことになります。


    これが円安につがるという見方です。





    121円台後半まで上昇したドル円ですが、このまま125円に向っていくかは不透明です。


    原油価格の先安感や中国景気の不安は依然として不透明です。


    また米景気も、雇用と住宅を除けば安心できません。


    ここはしばらく、どこまで株価とドルが戻るのかを見極める必要があります。









    ■ 今週の注目材料 ■



    2/1(月)

  • 中   中国1月製造業PMI
  • 中   中国1月非製造業PMI
  • 中   中国1月財新製造業PMI
  • 欧   ユーロ圏12月製造業PMI(改定値)
  • 英   英12月製造業PMI
  • 米   12月個人所得
  • 米   12月個人支出
  • 米   12月PCEコアデフレーター
  • 米   1月ISM製造業景況指数
  • 米   フィッシャー・FRB副議長講演



  • 2/2(火)

  • 豪   RBA、キャッシュターゲット
  • 日   1月マネタリーベース
  • 独   独1月雇用統計
  • 欧   ユーロ圏12月生産者物価指数
  • 欧   ユーロ圏12月失業率
  • 米   ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
  • 米  企業決算 → ダウ・ケミカル、エクソンモービル、ファイザー



  • 2/3(水)

  • 豪   豪12月貿易収支
  • 豪   豪12月住宅建設許可
  • 英   英1月サービス業PMI
  • 欧   ユーロ圏12月小売売上高
  • 米   1月ADP雇用者数
  • 米   1月ISM非製造業景況指数



  • 2/4(木)

  • 英   BOE金融政策発表
  • 英   BOE、四半期物価報告
  • 英   BOE議事録
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   12月耐久財受注



  • 2/5(金)

  • 豪   RBA四半期金融政策報告
  • 豪   豪12月小売売上高
  • 米   1月雇用統計



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    2/6(土)

     



    2/7(日)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。