今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(2/15〜 2/19)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  112.00 〜 116.00
ユーロ/円 ・・・  125.00 〜 131.00
豪ドル/円 ・・・  80.00  〜 84.00
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先週は連日下げ続けていたドル円もようやく下げ止まり、反発の兆しを見せましたが、まだこれまでの


下落パターンが終わったとは思えず、今週はどこまでドルの戻しがあるのかを確認する週になりそうです。


週明けの東京時間では、株価が1000円(午後13時半現在)近く反発し、ひとまず株価の下落も


止まり、安心感からドル円は114円に迫る水準までドル高が進行しています。





年初から始まったドル円の下落は、原油安や中国景気の先行き懸念が主な材料でしたが、2月に入ると


米景気の不透明感も加わり、ドル高観測が急速に後退しました。


そこに先週は、イエレン議長がこれまでの米景気に対する見方をそれ程修正せず、一部強気な見方も


見せたため、株価の急落をきっかけにドル円は111円を割り込む水準まで円高が進みました。


3月の利上げに関するイエレン議長の発言は、世界情勢には注視する姿勢はみせたものの、利上げの


可能性を排除できるものでもありませんでした。





中国の旧正月が終わって、今日から市場が再開しましたが、現時点では東京株式市場が大幅反発の


割には、小幅にマイナスで推移しています。


東京市場がマイナスで推移していたら、この程度では済まなかったかもしれません。


日本株もドル円も、このまま終わるとは思えず、3月のFOMCまでは乱高下が続くとみるべきでしょう。





ドル円は111円割れから114円近辺まで戻したことで、短期的な動きを示す「1時間足」では、雲抜けを


完了させています。


戻りの目安は「120日線」のある114円近辺と、今年の年初からの下落幅の「半値戻し」にあたる、


115円71銭近辺が目どころになりそうです。


「200日線」も115円48銭あたりにあることから、115円台半ばから上値が抜けるかどうかが


焦点になります。





個人的には、年初からのドル円は111円割れのレベルまで下げたことで、上昇トレンドは転換したと


見ています。


まだ、明確な下落トレンドに入ったかどうかは確認できませんが、上値は重いと見ておくべきでしょう。





先週末のNYで、ドル円が111円を割り込んだ後急速に値を戻す場面があり、一部には「日銀による介入」の


噂がでました。


111円を割り込んだからといって、すぐさま介入に踏み切ることは考えられません。


あるとしても、先ずは「口先介入」であり、その次には「レートチェック」という順序を踏むものと


思われます。


ただ、ドル円の下落スピードはかなり速いことから、上記2つの可能性は否定できません。


今後再び110円台に入った際には注意が必要です。






■ 今週の注目材料 ■



2/15(月)

  • 日   10−12月GDP(速報値)
  • 日   12月鉱工業生産(確定値)
  • 中   中国 1月貿易収支
  • 中   中国 1月マネー・サプライ
  • 欧   ユーロ圏12月貿易収支
  • 欧 ドラギ・ECB総裁、欧州議会で証言
  • 米 株式、債券市場休場 (プレジデンツデー)



  • 2/16(火)

  • 独   独2月ZEW景況感指数
  • 英  英1月物価統計
  • 米  2月NY連銀製造業景気指数
  • 米   2月NAHB住宅市場指数
  • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
  • 米   グアテマラ・ボストン連銀総裁講演
  • 米   カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演



  • 2/17(水)

  • 英   英1月失業率
  • 米   1月住宅着工件数
  • 米   1月建設許可件数
  • 米   1月生産者物価指数
  • 米   1月鉱工業生産
  • 米   FOMC議事録(1月26、27日分)
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演



  • 2/18(木)

  • 豪   豪1月雇用統計
  • 日   1月貿易収支
  • 中   中国 1月消費者物価指数
  • 中   中国 1月生産者物価指数
  • 欧   ECB議事要旨
  • 米   2月フィラデルフィア連銀景況指数
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   1月景気先行指標総合指数
  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演



  • 2/19(金)

  • 独   独1月生産者物価指数
  • 欧   ユーロ圏2月消費者信頼感(速報値)
  • 英   英1月小売売上高
  • 英  英1月財政収支
  • 米   1月消費者物価指数
  • 米   ロレッタ・クリーブランド連銀総裁講演
  • 加   カナダ12月小売売上高
  • 加   カナダ1月消費者物価指数



  •  
    2/20(土)

     



    2/21(日)





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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。