今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(2/22〜 2/26)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  111.00 〜 116.00
ユーロ/円 ・・・  123.00 〜 128.00
豪ドル/円 ・・・  80.00  〜 84.00
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先週のドル円は一時114円台後半まで反発し、ややリスクオフが後退した格好でしたが、週末には


再び112円台前半まで反落し、結局「往って来い」の相場展開になっています。


それでも為替を取り巻く環境は一時よりも改善してきたと言えます。





株価の方は日米で底値から反発し、NYダウは先週1週間で450ドルを超える上昇になっています。


日経平均株価の方も、NYダウ程ではないものの1万5000円割れから反発し、1万6000円台で


越週しています。


また原油価格も、サウジを含むOPEC3ヶ国がロシアと増産を行わないことで合意しており、


「減産」合意には至っていませんが、協調に向けて一歩を踏み出したことは評価できます。


少なくとも原油価格が急落する過程で、主要産油国が交渉のテーブルに着いたことは、今後の合意に向けた


第一歩を踏み出したという意味で、原油価格下落への抑止力になろうかと思います。





ただそれでも、年初から続いている金融市場の混乱は収まったわけではありません。


為替も株価も依然として1日の値幅は大きく、まだ落ち着きどころが見つからないという状況が


続いています。


先週までに日米欧の金融政策に関するイベントは終了しましたが、今週は週末に「G20]が開催され


こちらの行方が注目されることになります。





「G20」は26日ー27日に上海で行われ、議長国は、当然中国と言うことになります。


そもそも、今回の混乱の原因の一つが中国の景気に対する不透明感があったわけです。


今回の会合でこの不透明感を払拭できるかどうかが焦点の一つになります。


伝えられる所によると、すでに大規模なメディア規制を行っているとのこと。


今回の不安定の震源地が中国であるという事実を、世界にしらせたくないという配慮と受け止められ


ますが、このような状況を考えると、人民元相場を今後も、人民元安方向に誘導しないとは言い切れません。





また、中国には過剰設備と過剰債務があるといわれ、これらをどのように解消していくのか、「構造改革」も


焦点の一つです。


世界的に混乱が続いているだけに、今回の「G20]がこれまで以上にその成果が問われることに


なりそうです。





今週も、引き続き原油価格と株価の動きに注意を払いながら慎重に取引を進めることが求められます。


個人的には、今週一度は111円台を試す動きがあろうかと思いますが、同時に原油価格次第では114円台


までの戻りも視野に入れておいたほうがベターかと思います。


落ち着きどころが見つからない状況下では、まだまだ神経質な相場が続きそうです。









■ 今週の注目材料 ■



2/22(月)

  • 独   独2月製造業PMI(速報値)
  • 独   独2月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏2月総合PMI(速報値
  • 欧   ユーロ圏2月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏2月サービス業PMI(速報値)



  • 2/23(火)

  • 独   独10−12月期GDP(改定値)
  • 独   独2月IFO景況指数
  • 米   12月ケースシラー住宅価格指数
  • 米   2月消費者信頼感指数
  • 米   1月中古住宅販売件数
  • 米   2月リッチモンド連銀製造業指数



  • 2/24(水)

  • 米   1月新築住宅販売件数
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演



  • 2/25(木)

  • 独   独1月消費者物価指数(改定値)
  • 欧   ユーロ圏1月マネーサプライ
  • 欧   ユーロ圏1月消費者物価指数(改定値)
  • 英   英10−12月期GDP(改定値)
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   1月耐久財受注
  • 米   12月FHFA住宅価格指数
  • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演



  • 2/26(金)

  • 日   1月消費者物価指数
  • 中   G20(上海、27日まで)
  • 独   独2月消費者物価指数(速報値)
  • 欧   ユーロ圏2月景況感指数
  • 米   10−12月GDP(改定値)
  • 米   1月個人所得
  • 米   1月個人支出
  • 米   1月PCEコアデフレーター
  • 米   2月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)



  •  
    2/20(土)

     



    2/21(日)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。