今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(12/1〜12/5)



■ 今週のレンジ予想 ■

ドル/円  ・・・  93.00 〜 98.00
ユーロ/円 ・・・ 116.00 〜 123.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2200 〜 1.2800


先週まで比較的平穏な相場が続きましたが、今週予定されている経済指標、

イベントを眺めるとやはり相場は大きく動くと思われます。

欧米ともに追加利下げが見込まれる中、先ず先陣を切って4日(木曜日)に

ECBが理事会で政策金利について会合を行います。

先週末発表されたユーロ圏の消費者物価指数(CPI)は2.1%と、

前月から1.1%も改善されていました。

原油価格の下落が最大の要因でしょうが、この水準は2007年10月の水準と

同レベルで、ECBが目標値として掲げている水準にほぼ一致しており、追加利下げは

間違いないと思われます。

さらに今回の利下げは、マイナス成長が確実視されている背景を考えると、金融面からの

大胆な刺激策が求められ、下げ幅は0.75%から1.0%もありえるのではないかと

思います。

週末金曜日には「米雇用統計」です。

非農業部門の雇用者数については、既に欧州系の一部の銀行予想では40万人を超えるマイナスとの

見方もでております。

いずれにしても、マイナス幅次第ということにはなりますが、このところの悪化した数字には

為替は余り反応せず、「悪い数字に慣らされてきた。」感もあります。

さて、今回はどんな反応を見せるでしょうか?

欧米が利下げに動けば、日本との金利差が縮小し円高材料との見方も当然ありますが、

米金融当局の矢継ぎ早な対応策の効果もあり、悪い経済指標にも徐々に反応が鈍くなっています。

よほど想定を超える数字がでれば話は別ですが、ドルの下値をどんどん切り下げて行く地合では

なくなって来ている様に思います。

■ 今週の注目材料 ■


12/1 (月)
欧  ユーロ圏財務相会合(ベルギー、ブリュッセル)
米  11月ISM製造業景況指数
米  バーナンキFRB議長、金融危機における政策について講演
米  ポールソン財務長官、経済と市場について講演
12/2 (火)
米  ビッグスリー米議会への再建計画提出期限
12/3 (水)
米  地区連銀経済報告(ベージュブック)
米  11月ISM非製造業景況感指数
米  11月ADP全国雇用者数
12/4 (木)
欧  ECB理事会
米  BOE金融政策委員会
米  バーナンキFRB議長住宅金融について講演
12/5 (金)
米  11月雇用統計
米  米ビッグスリー救済について公聴会

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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外為オンラインのシニアアナリスト 
佐藤正和

邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
通算30年以上、為替の世界に携わっている。
・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。