今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(9/19〜 9/23)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・ 99.00 〜 105.00
ユーロ/円 ・・・  110.00 〜 118.00
豪ドル/円 ・・・  73.00  〜 79.00
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今週はいよいよ日米の金融会合が開催され、政策変更が議論されます。


今年最大のイベントと言っても良く、注目度は極めて高いと言えます。


先週の相場展開を見ても、利上げのあるなしを巡って相場がめまぐるしく動きました。


本日はから議論が開始されますが、明日の昼前後にはまず日銀の決定内容が発表され、


22日の朝方3時にはFOMCの決定内容が明らかになります。





注目度は日銀の方が高そうです。


「総括的検証」の結果が明日明らかになります。


ブルームバーグニュースによると、有力視されているのが、マイナス金利の深堀と利回り曲線(イールドカーブ)


のスティープ化の合わせ技だが、円高傾向が続く為替相場の転換点になると見る向きは少ないようです。





一部で指摘されているような「量的緩和の終了」は、これまでの黒田日銀総裁や副総裁の講演内容から


判断すると「ない」と思われます。


期間の比較的短かめの国債を購入し、超長期債の購入を抑制する案が有力と思えます。


また2017年度中となっている2%の物価上昇目標は、達成時期を明確にはせず、2%の物価上昇が


見込めるときまで緩和は続けるとすることも予想されます。





ただ、それでも市場の反応を予想することは簡単ではありません。


ドル円を大きく押し上げるほどの緩和効果は見込めないかもしれません。


一方では、緩和姿勢を見せたことで、100円を割り込むほど円に対して強気になるわけにもいきません。


そなると発表後ドル円は上下はするものの、結局100−105円のレンジ内に収まることも十分


考えられます。





FOMCでは利上げの可能性は低いと見られます。


利上げを見送った上で、イエレン議長は労働市場が緩やかに拡大していることを理由に、利上げは


それほど遠くはないといった旨の発言を行うのではないでしょうか。


このまま9月利上げを見送っただけでは、8月に自身が行ったジャクソンホールでの「利上げの条件は整った」


と発言したこととの整合性が問われることにもなりかねません。


早期に利上げを行いたいものの、その後の経済指標がそれをを許さないといった状況が続いているのが


現状だと思われます。





仮に日銀もFRBも動かなかった場合には、やはり100円割れを試すことになろうかと思います。


今年も残り3カ月です。


今週の相場の動きが年末相場へのトレンドを形成することになるかもしれません。


100−105円のレンジがどちらかに抜けることがないとは言えません。


ポジションと資金管理には十分注意してください。












■ 今週の注目材料 ■



9/19(月)

  • 日 東京市場休場(敬老の日)
  • 中   中国 8月新築住宅価格
  • 米   9月NAHB住宅市場指数



  • 9/20(火)

  • 豪   RBA議事録
  • 日   日銀金融政策決定会合(21日まで)
  • 独   独8月生産者物価指数
  • 米   8月住宅着工件数
  • 米   8月建設許可件数
  • 米   FOMC(21日まで)



  • 9/21(水)

  • 日   8月貿易収支
  • 日   日銀金融政策決定会合
  • 日   黒田日銀総裁記者会見
  • 米   FOMC 政策金利発表
  • 米   イエレン議長記者会見



  • 9/22(木)

  • 日 東京市場休場(秋分の日)
  • 欧   ユーロ圏9月消費者信頼感(速報値)
  • 欧   ECB経済報告
  • 欧 ドラギ・ECB総裁講演
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   7月FHFA住宅価格指数
  • 米   8月中古住宅販売件数
  • 米   8月景気先行指標総合指数



  • 9/23(金)

  • 独   独9月製造業PMI(速報値)
  • 独   独9月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏9月総合PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏9月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏9月サービス業PMI(速報値)
  • 加   カナダ8月消費者物価指数
  • 加   カナダ7月小売売上高



  •  
    9/24(土)

     



    9/25(日)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。