今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(9/26〜 9/30)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・ 99.00 〜 103.00
ユーロ/円 ・・・  110.00 〜 117.00
豪ドル/円 ・・・  74.00  〜 78.00
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今年後半の最大のイベントと言ってもいい、日銀金融政策決定会合とFOMCが終りました。


これで市場の関心は来週の9月の雇用統計と、やや早い気もしますが、11月の大統領選に移ることに


なります。


日銀は政策の軸足を量から金利に移し、FRBは今回の利上げは見送ったものの、年内1回の利上げに


は意欲的な姿勢を見せることになります。





ドル円は今回も、現時点では100円は割り込まずに100円10銭辺りをボトムに反転しています。


今後の米経済指標の結果に一喜一憂しながら100−105円のレンジ内で動く公算が高いと


思われますが、市場もFRBも共に想定している「年内1回の利上げ」が、何かをきっかけに


「年内利上げナシ」という見方に変われば、ドルが一気に100円を割り込んでくるリスクは残っている


ことは意識しいておく必要はあろうかと思います。





実際テクニカルを見ても、上値の重い展開が続き、「下落トレンド継続中」であることが見て取れます。


日足チャートでは昨年12月下旬に「雲」を下抜けして以来、現在まで「雲」の下方で推移しており、


「雲」が強い抵抗帯として機能していることを示しています。


さらに「移動平均線」を見ても、筆者が好んで使用する「200日、120日、52日」の単純移動平均線


では、最も長い200日線が一番上位に位置し、その下に120日線、最も下に52日線と並んでおり、


「順目」をキープしてます。


これも下落トレンドが継続していることを表し、ドルの上値が重い根拠の一つになっていると見られます。





重要イベントが終わった今週ですが、イエレン議長の議会証言をはじめ、FOMCメンバーの講演が多く予定


されています。


9月利上げは見送られたものの、FRBのスタンスは年内利上げには意欲的だと見られます。


とりわけイエレン議長は利上げを見送った後の記者会見の席でも「利上げの条件は整った」


と発言しており、年内の利上げを目指しているものと思われます。


そのため、多くのメンバーも好調な労働市場を理由に、利上げには前向きな発言を行うものと予想


されます。ただ、それでも市場はどの程度ドル買いで反応するのかは未知数です。





また本日(26日)には、米大統領候補の二人が公開討論に参加します。


この討論は本日を含め3回予定されており、有権者が大統領を決める際の判断にも影響を与え、非常に重要な


イベントです。


市場もこの討論会には関心を持っており、どちらの候補者がより有利に演じるのかが注目されます。


クリントン候補が自身の健康状態を突かれ不利になるようだと、ドルが売られることも考えられ、


注意が必要です。


今週は、目線をやや下方に見ていますが、どうでしょうか。












■ 今週の注目材料 ■



9/26(月)

  • 日   景気動向指数
  • 独   独9月IFO景況指数
  • 欧 ドラギ・ECB総裁、欧州議会で証言
  • 欧   IAEA年次総会(ウィーン)
  • 欧   国際エネルギーフォーラム
  • 米   8月新築住宅販売件数
  • 米   カプラン・ダラス連銀総裁講演



  • 9/27(火)

  • 日   日銀金融政策決定会合、議事要旨(7月28日、29日分
  • 中   中国8月工業利益
  • 欧   ユーロ圏8月マネーサプライ
  • 米   7月ケース・シラ−住宅価格指数
  • 米   9月消費者信頼感指数
  • 米   9月リッチモンド連銀製造業指数



  • 9/28(水)

  • 米   8月耐久財受注
  • 米   イエレン・FRB議長、下院で証言
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演
  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演
  • 米   ロレッタ・クリーブランド連銀総裁講演
  • 米   ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演



  • 9/29(木)

  • 独   独9月雇用統計
  • 独   独9月消費者物価指数(速報値)
  • 欧   ユーロ圏9月景況感指数
  • 欧   ユーロ圏9月消費者信頼感(確報値)
  • 米   4−6月GDP(確定値)
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   8月中古住宅販売成約指数
  • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
  • 米   パウエル・FRB理事講
  • 米   カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演
  • 米   イエレン・FRB議長講演
  • 米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演



  • 9/30(金)

  • 日   8月消費者物価指数
  • 日   8月鉱工業生産
  • 中   中国9月財新製造業PMI
  • 欧   ユーロ圏8月失業率
  • 欧   ユーロ圏9月消費者物価指数(速報値)
  • 英   英4−6月期GDP(確定値)
  • 米   8月個人所得
  • 米   8月個人支出
  • 米   8月PCEコアデフレーター
  • 米   9月シカゴ購買部協会景気指数
  • 米   9月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
  • 加   カナダ7月期GDP



  •  
    10/1(土)

  • 中   中国 9月製造業PMI(速報値)
  • 中   中国 9月非製造業PMI(速報値)  



  • 10/2(日)





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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。