今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(12/19〜 12/23)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  115.00 〜 119.00
ユーロ/円 ・・・  119.00 〜 124.00
豪ドル/円 ・・・  84.00  〜 88.00
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ドル円は毎週高値を更新し、先週は118円66銭近辺までドル高が進み、「120円ももう直ぐだ」


と意識される水準まで来ました。


週明けの月曜日は117円24銭まで売られて、久しぶりの「小粒の調整」が見られていますが、


ここからなかなか下げないのが、今の相場展開で、まだトランプラリーが継続していると見られています。





11月の米大統領選から一月余りで17円以上もの急激なドル高が続き、想定外の展開に驚いていますが、


ここまで来ると、焦点はこのまま年末までこのラリーが続くのかどうかという点です。


一本調子でここまでドル高が進んだにも関わらず、調整らしい調整がほとんどないまま118円台半ば


まで来ました。


常識的に考えれば調整がいつあってもおかしくはありませんが、そこがこれまでの相場とは異なるところで、


常識が通じない相場と言ってもいいと思います。


そのため、もしこののま調整がないとすれば年内に120円を試すことになります。





一方、そうは言ってもこのまま上昇を続けるとは考えにくいという見方も当然あります。


現時点でも買われ過ぎのサインが灯っている指標は多く、このままの状態で年を越すとは思えない


という考えです。


トランプ氏が大統領に就任するのは来年1月20日です。


これまでも指摘して来ましたが、1兆円を規模のインフラ投資や法人税の大幅減税、あるいは個人にも


所得税減税を行うなど、同氏のいい面だけが強調されてきたとの印象は否めません。


ここのところははまだ未知数の部分が多く、大規模な財政出動にしても、今後議会で修正を余儀なくされる


可能性もあります。





今週は欧米ではクリスマス休暇入りします。


必ずしもそうではありませんがは、その前に利益が出ているものは確定しておきたいと考えるのも普通です。


為替も株も利益確定の売りが出てることは十分考えられます。


また、日本でも今週末は祝日です。


これまでの相場展開とは異なるにしても、ここは十分注意が必要です。


トランプ氏は現オバマ大統領に比べ、中国やロシアとはいい関係を築きやすいと言われていますが、


先週末に南シナ海で勃発したように、対中国との関係は必ずしも良好とは言えません。





またロシアとの関係でも米国へのサイバー攻撃はプーチン大統領の指示によるものとして、前回のトップ


会談では「報復」もちらつかせていました。


今後、トランプ氏が両国との関係改善に努めるにしても、そう簡単ではないと思われます。


今週から年末にかけての最大のリスクはトランプ氏のツイートと言えます。









■ 今週の注目材料 ■



12/19(月)

  • 日   11月貿易収支
  • 中   中国 12月新築住宅価格
  • 独   独12月IFO景況指数



  • 12/20(火)

  • 豪   RBA議事録
  • 日   日銀金融政策決定会合
  • 日   黒田日銀総裁記者会見
  • 独   独11月生産者物価指数
  • 米  企業決算 → フェデックス、ナイキ



  • 12/21(水)

  • 欧   ユーロ圏12月消費者信頼感(速報値)
  • 英  英11月財政収支
  • 米   11月中古住宅販売件数



  • 12/22(木)

  • 欧   ECB経済報告
  • 米   7−9月GDP(確定値)
  • 米   11月耐久財受注
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   10月FHFA住宅価格指数
  • 米   11月個人所得
  • 米   11月個人支出
  • 米   11月PCEコアデフレーター




  • 日 東京市場休場(天皇誕生日)
  • 仏   仏7−9月期GDP(確定値)
  • 英   英7−9月期GDP(確定値)
  • 英   株式市場は短縮取引
  • 米   11月新築住宅販売件数
  • 米   12月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)
  • 米   債券市場は短縮取引
  • 加   カナダ10月GDP



  •  
    11/24(土)

     



    11/25(日)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。