今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(1/9〜 1/13)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  114.00 〜 118.00
ユーロ/円 ・・・  119.00 〜 124.00
豪ドル/円 ・・・  83.00  〜 87.00
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ドル円は昨年11月の大統領選直後から続いた急激なトランプラリーも一服といったところです。


118円台半ばから上値が重かったのが、最近は117円台半ばまで降りてきたようなイメージです。


ただ、それでも115円台は維持しており、115−118円のレンジに入った感があります。


もっと、このレンジさえもトランプ氏の言動一つであっという間にどちらへでも抜ける可能性が


あることは言うまでもありません。





そのトランプ氏の記者会見が明日(11日)NYで行われます。


会見の詳細についてはまだ明らかになってはいませんが、政策についてより具体的に触れてくるのでは


ないかと見られます。


トランプ氏はすでにツイッターで様々なことをつぶやいていますが、米大手自動車だけではなく、トヨタにも


その矛先が向ってきています。


米国第一主義に対する反対行動に対しては徹底的に批判するという姿勢が見受けられますが、まだ為替に関しては


封印している状況です。





まだしばらくはトランプ氏の言動が「最大の材料」になる状況は変わっていません。


今年は年3回の利上げが見込まれていますが、先週末の雇用統計の結果、賃金上昇が急ピッチで


あったことから、さらに利上げ回数が上振れした状況です。


ただこの利上げ回数でさえも、今後トランプ氏の財政出動次第ということになります。


大規模な財政出動は米国の長期金利の上昇圧力となり、FRBの利上げ回数を増やすことになる反面、


議会で財政規模の縮小が余儀なくされるようだと、反対に利上げ観測が後退することになるからです。





新年が始まってまだ4営業日目ですが、連日1円以上の値幅を伴って乱高下しています。


今年も昨年のように年間を通じて値幅の大きな展開が予想されます。


特に上述のように、トランプ大大統領誕生後は、氏の歯に衣着せの言動が相場のボラティリティを高める


必至です。


焦点はトランプラリーで118円台半ばまでドル高が進んでから今週末で、1カ月がたちますが、この


勢いが終焉したのかどうかです。





今週はドルの下値を試す展開が予想されます。


115円台を割り込めば昨年12月13日以来ということになり、その場合には113円台程度までのドル安も


意識する必要があるかもしれません。


NY連銀に勤務したことのあるあるファンドマネージャーが「トランプ氏は大きな声で叫ぶがかみつきはしない」


と言っていた言葉が象徴的です。









■ 今週の注目材料 ■



1/9(月)

  • 豪   豪11月住宅建設許可
  • 日 東京市場休場(成人の日)
  • 独   独11月鉱工業生産
  • 独   独11月貿易収支
  • 欧   ユーロ圏11月失業率
  • 米   11月消費者信用残高
  • 米   ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演
  • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演



  • 1/10(火)

  • 豪   豪11月小売売上高
  • 中   中国 12月消費者物価指数
  • 中   中国 12月生産者物価指数
  • 米   オバマ大統領、お別れ演説(シカゴ)
  • 加   カナダ11月建設許可件数



  • 1/11(水)

  • 日   11月景気動向指数
  • 英   英11月鉱工業生産
  • 英   英11月貿易収支
  • 米   トランプ次期大統領が記者会見(NY)



  • 1/12(木)

  • 日   11月国際収支
  • 日  12月景気ウオッチャー調査
  • 独   GDP(2016年)
  • 欧   ユーロ圏11月鉱工業生産
  • 欧   ECB議事要旨
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演
  • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演




  • 中   中国 12月貿易収支
  • 米   12月生産者物価指数
  • 米   12月小売売上高
  • 米   1月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値
  • 米   12月財政収支
  • 米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演
  • 米  企業決算 → ブラックロック、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン、エウェルズ・ファーゴ



  •  
    1/14(土)

     



    1/15(日)





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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。