今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(1/23〜 1/27)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  112.50 〜 117.50
ユーロ/円 ・・・  119.00 〜 124.00
豪ドル/円 ・・・  83.00  〜 87.00
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先週末の20日、ドナルド・トランプ氏は正式に米国第45代大統領に就任ました。


多くの投資家は、この就任演説でトランプ氏がどのような内容の演説をするのか、固唾を呑んで


聞いていましたが、結果的には期待した財政や、外交などへの言及はありませんでした。


「アメリカ・ファースト」を強調し、これまで述べてきたことと大差はありません。


この日から4年間もトランプ政権が続くことになります。





今回の就任演説は新しい内容もなく、やや失望感が広がりましたが、これまでかなり過激な発言を


言いたい放題口にしてきたトランプ氏です。このまま終わることはありません。


特に米国からの貿易赤字の多い国である、中国や、日本、さらにメキシコなどといった国に対しては


今後厳しい政策で臨むものと思われます。





また外交でも対中国との関係が悪化し、一方でロシアとは制裁を解除するなど、かなり改善して


います。


ドイツなどユーロ諸国に対しても不透明で、この先「好き嫌い」がはっきりしそうな状況です。


引き続き、ホワイトハウスからの情報には細心の主意を払う必要がありそうです。





今週は、27日に米第4四半期のGDP速報値が発表されます。


市場予想は2.2%と、前回の3.5%からは落ちこむ予想で、これは前回が特殊要因によって


かさ上げされた面もあり、まずまずの数字と言えます。


ドル円は112円〜115円台に収まってはいますが、今後はトランプ政権のスタートダッシュ、とりわけ


最初の3カ月でどこまで公約が実行できるのかがポイントになりそうです。


2月初旬には大統領予算教書が議会に提出され、3月には現実的な予算案へと落とし込まれます。


10年間で1兆ドル規模のインフラ投資を行うと選挙期間中に豪語していました.


果たしてこの規模の予算が議会で認められるのか、注目されます。





引き続き米国株と金利にからは目が離せません。


米国では現在第四半期の決算が発表されていますが、今週は、アルファベット(グーグル)やマイクロソフト


など、米大手IT企業の決算が発表され、これが株価の行方にも大きな影響を与えそうです。


また、今週からは日本でも決算発表が始まり、昨年11月のトランプ勝利をきっかけに急速に進んだ円安を


背景に輸出企業の決算内容が注目されています。


いずれも株高がドル高につながる傾向があるため、こちらにも注意が必要です。









■ 今週の注目材料 ■



1/23(月)

  • 欧   ユーロ圏1月消費者信頼感(速報値)



  • 1/24(火)

  • 独   独1月製造業PMI(速報値)
  • 独   独1月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏1月総合PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏1月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏1月サービス業PMI(速報値)
  • 英  英12月財政収支
  • 米   12月中古住宅販売件数
  • 米   財政予算局、財政・経済見通し発表
  • 米   1月リッチモンド連銀製造業指数


    1/25(水)

  • 豪   豪第4四半期消費者物価指数
  • 日   12月貿易収支
  • 独   独1月IFO景況指数
  • 米   11月FHFA住宅価格指数
  • 米  企業決算 → ボーイング、AT&T、eベイ



  • 1/26木)

  • 中   中国 12月工業利益
  • 英   英10−12月期GDP(速報値)
  • 米   12月新築住宅販売件数
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   12月景気先行指標総合指数
  • 米  企業決算 →ブラックストーン、キャタピラー、アルファベット、インテル、マイクロソフト




  • 豪   豪第4四半期生産者物価指数
  • 日   12月消費者物価指数
  • 欧   ユーロ圏12月マネーサプライ
  • 米   10−12月GDP(速報値)
  • 米   12月耐久財受注
  • 米   1月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)



  •  
    1/28(土)

     



    1/29(日)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。