マーケット・プレディクション(1/5〜1/9)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 87.00 〜 93.00
ユーロ/円 ・・・ 124.00 〜 130.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3500 〜 1.4200
明けましておめでとうございます。
今年も昨年同様、あるいは、昨年以上に難しい相場展開が予想されます。
そんな中、皆様のポジション形成に少しでもお役にたてるよう情報発信をしていきたいと
考えております。
今年一年よろしくお願い申し上げます。
さて、昨年はサブプライムローン問題に端を発した「金融危機」の嵐が欧米を中心に吹き荒れました。
とりわけ、昨年9月15日に大手投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻以降、
その影響は欧米だけではなく全世界に波及しました。
その結果、世界同時不況、株安、金融不安が連鎖的に起こり、各国中央銀行は急激な金融緩和で
長期景気低迷、デフレ経済を防ごうと躍起になったわけです。
米国は、その歴史上初めてゼロ金利政策を採らざる得ない状況にまで追い込まれ、為替はドル安、
円全面高の展開になり12月には87円10銭と、13年ぶりの水準にまで
円高が進みました。
年末年始は、ややドル高には振れていますが今年も大きな流れは変わらないと思います。
世界同時不況の中、どこの国(地域)が景気の底を打ち、這い上がってくるかが重要です。
経済のダイナミズムという点では米国にその可能性がありますが、少なくとも
「雇用」「住宅」「個人消費」のキーワードにその気配は見られず、場合によっては
もう一段の景気底割れの可能性も否定できません。
今月20日にはいよいよオバマ氏が大統領に就任します。
その期待感からドル、株式が若干買い戻されていますが、期待感だけでは上昇に限りがあります。
昨年からその内容は公開していますが、「経済再生計画」は雇用創出を最優先に掲げ
目標を300万人としています。予算総額は8500億ドル(約77兆円)と空前の規模
となる予定です
ドル強気派の根拠はこのあたりに一つありそうですが、
公共事業を中心とした事業内容が実態経済に浸透するまでには
少なくとも数ヶ月は要します。
また、ビッグスリー問題では、ひとまず昨年末の資金ショートを政府支援で乗り切ったGMとクライスラーに
とって自力再建をするためには高いハードルが待ち受けています。
米政府は昨年12月、つなぎ融資を実施する条件として労働条件の大幅な見直しを要求しています。
昨年末には、米財務省が「自動車産業融資プログラム」を設定し、ビッグスリーにも
資本注入できるよう準備を進めていますが、抜本的な解決にはなっていません。
自動車メーカーとしてどのように売れる商品を開発して行くかということと同時に、
労働条件の改正をめぐり、労使交渉もハードルが高いと言わざる得ません。
米ビッグスリーが破綻すれば300万人の雇用が失われると言われています。
オバマ新政権としては何としても破綻は避けたいところですが、一方で、私企業である
自動車メーカー救済のために税金を使うことに70%以上の国民が反対しているとの追加利下げは
ほぼ市場に織り込まれたでしょう。
個人的には依然としてドルの下落リスクは高いと考えております。
週末の雇用統計では失業率7%、雇用者数はマイナス50万人前後と
予想されており、米雇用環境の厳しさに変化はないものと思われます。
2008年4月分(PDF)
2008年5月分(PDF)
2008年6月分(PDF)
2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF)
2008年9月分(PDF)
2008年10月分(PDF)
2008年11月分(PDF)
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で
「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で
「What's going on ?」というタイトルを付けました。
| 日時 |
発言者 |
内容 |
市場への影響 |
| 1/4 |
イエレン サンフランシスコ連銀総裁 |
「通常の景気後退よりも下降局面が深く長くなりそうだ。」サンフランシスコの講演で。 |
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| 1/4 |
フェルドシュタイン前全米経済研究所所長 |
「第二次大戦後のどの下降局面よりも厳しい。」サンフランシスコの講演で。 |
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