今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(5/8 〜 5/14)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  111.00 〜 114.00
ユーロ/円 ・・・  120.00 〜 126.00
豪ドル/円 ・・・  82.00  〜 85.00
====================================================================================




ドル円はGW中に113円台に乗せ、ユーロドルは週明に、マクロン氏がフランス大統領選に


勝利したことで約半年振りに1.1台まで上昇しました。


ドル高円安ですが、そのドルに対してもユーロが買われているため、ユーロが最も強い通貨で


円が最も弱い通貨という構図になっています。





そのため一時114円台後半まで売られたユーロ円は底値から10円近くユーロ高が進み、テクニカルで


見る限り、ユーロは対円でも、対ドルでも『買いシグナル」が点灯しています。


ユーロドルは昨年11月の米大統選以来の高値を記録し、ユーロ円は約1年ぶりに124円台前半まで


買われています。


今後この水準からさらに上値を試すかどうかは不透明ですが、ECBが次回政策会合で、テーパリング


を示唆するなど、金融緩和政策の変更に向けた一歩を踏み出すとしたら、さらなるユーロ高も


あり得るのではないでしょうか。


実際に長い間続いたユーロ安による効果は目に見えて欧州景気を改善させています。





実際に経済データを見ると、失業率は9.5%まで低下し、2009年の水準まで改善して


来ました。


またGDPも前年比で1.5%まで上昇しており、こちらも2011年頃の水準を回復しています。


ECBが政策変更の目安の一つにしている消費者物物価指数は直近2.0%まで上昇しており、ECBの


目標を達成しています。


もともと、ドイツ連銀は金融政策を変更すべきという姿勢を見せており、ドラギ総裁も発表される


経済データを見る限り、緩和政策を継続する正当性を見出すのに、苦労するはずです。


次回のECB理事会を注目したいと思います。





ドル円は4月の安値から5円上昇し、GW中に113円台に乗せ、週明けの今朝早い時間にも


113円13銭までドル高が進んでいます。


足元ではフランス大統領選で予想通りマクロン氏が順当に勝ったことで、一旦材料で尽くしから、


ややドル安に振れていますが、このまま115円に向かうとも思えません。


今後は引き続き北朝鮮問題の行方と、米利上げの回数を巡る動きが、相場を左右することに


なろうかと思います。


先週のFOMC声明文でも、FRBが景気の先行きに自信もっていることが明白になりました。


今後5−6月にかけて、FRBの自信が経済データによって裏づけされるのか、それとも


1−3月期と同じように、減速傾向を見せるのかを注視したいと思います。


その結果がそのまま利上げの回数につながることになります。









■ 今週の注目材料 ■



5/8(月)

  • 豪   豪3月住宅建設許可
  • 中   中国 4月貿易統計
  • 加   カナダ4月住宅着工件数



  • 5/9(火)

  • 豪   豪3月小売売上高
  • 独   独3月鉱工業生産
  • 独   独3月貿易収支
  • 独   独3月経常収支
  • 加   カナダ3月建設許可件数



  • 5/10(水)

  • 中   中国 4月消費者物価指数



  • 5/11(木)

  • 日   3月国際収支
  • 日  4月景気ウオッチャー調査
  • 英   英3月鉱工業生産
  • 英   英3月貿易収支
  • 英   BOE金融政策発表
  • 英   BOE議事録
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   4月生産者物価指数



  • 5/12(金)

  • 独   独1−3月期GDP(速報値)
  • 欧   ユーロ圏3月鉱工業生産
  • 米   4月消費者物価指数
  • 米   4月小売売上高
  • 米   5月ミシガン大学消費者マインド(速報値)



  •  
    5/13(土)

     



    5/14(日)

  • 仏   大統領選挙決戦投票
  • 中   中国 4月外貨準備高




  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。