マーケット・プレディクション(1/12〜1/16)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 87.00 〜 92.00
ユーロ/円 ・・・ 118.00 〜 124.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3200 〜 1.3800
三つのキーワードの一つ「雇用」は依然として改善の兆しは見えず、
厳しい雇用環境は続いています。
先週発表の12月非農業部門雇用者数は、その前に発表されたADP雇用者数ほどの
減少幅は見せなかったものの、10,11月の雇用者数が下方修正され、その数
15万4千人にもなりました。
やはり、昨年9月のリーマンの破綻がきっかけになり、それ以降貸し渋りなどの形で
企業や家計の経済活動に波及。その結果、多くの企業が雇用調整に追い込まれました。
当初は金融機関に留まっていた雇用調整も、自動車を中心とするメーカーにも波及し、
航空、IT、サービスとほぼ全ての業種に及んでいます。
そしてその影響は今や、米国国内だけに留まらずに、日欧、新興国にも飛び火しています。
さて、今週最も注目されるのは15日のECB理事会であろう。
先週までの消費者物価指数、鉱工業生産などを見ると利下げ環境は整ったと考えるのが
自然です。05%〜0.75%の利下げはあろうかと思いますが、問題はその後の追加利下げ
へのスタンスです。
トリシェ総裁のコメントから次の利下げの可能性を読み取ることが重要で、そのニュアンスによっては
ユーロが大きく下落する可能性があります。
ドル円についても米小売売上高や鉱工業生産などを材料にドル売りに傾く可能性が高く、ユーロ円が売られやすい
地合にあることもドル円下落に拍車をかけやすいと言えます。
昨年末よりオバマ新政権への期待感からドルが上昇し、一時94円65銭まで円安が進みましたが、
ADP雇用者数とその翌日の雇用統計をきっかけにNY株式市場が急落し、ドル安の流れが
顕著になりました。
今週後半から来週にかけてオバマ新大統領就任へのカウントダウンが始まりますが、
再びドル安円高の流れに傾きつつある中、このトレンドが定着するのかどうか、
注目されます。
ポイントはフィボナチオレシオの最後のサポートである、88円90銭
{94.65−(94.65−87.10×76.4%)}=88.88
近辺が切れるかどうかでしょう。
もし割り込むようであれば前回の高値87円10を抜き85円が視野に入ってくるものと
思われます。
■ 今週の注目材料 ■
- 1/12 (月)
特に重要な経済指標の発表はありません
- 1/13 (火)
米 11月貿易収支
米 バーナンキFRB議長がロンドンで講演
- 1/14 (水)
欧 11月ユーロ圏鉱工業生産
米 12月小売売上高
米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
- 1/15(木)
欧 12月ユーロ圏消費者物価指数
欧 欧州中銀(ECB)理事会
米 12月卸売物価指数
米 週間失業保険申請件数
米 1月NY連銀製造業景気指数
米 1月フィラデルフィア連銀景況指数
- 1/16(金)
日 日銀支店長会議
米 12月消費者物価指数
米 12月鉱工業生産
米 1月ミシガン大学消費者信頼感指数
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