今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(7/24 〜 7/30)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  99.00 〜 112.50
ユーロ/円 ・・・  126.00 〜 131.00
豪ドル/円 ・・・  85.00  〜 90.00
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先週は、その前の週の金曜日に発表された消費者っ物価指数(CPI)や、小売売上高が軟調な結果だった


ことを受けドル売りが進み、ドル円は111円台半ばまで円高が進みました。


しかもこの水準を3日続けて試し、テクニカル的にも重要なこの水準突破を試みましたが、現時点では


跳ね返さえましたが、週末には111円辺りまでドル安が進み、週明けの月曜日には一時110円77銭まで


さらにドル安が進みました。





ドルの上値が徐々に重くなってくる中、先週はドラギ総裁がはECBの理事会後の会見で「金融緩和縮小は


秋に議論する」と述べたことで、秋以降の量的緩和の縮小の可能性が高いと、ユーロ買いドル売りが強まり、


ユーロドルは1年11ヶ月ぶりに1.16台後半まで上昇。この動きがドル円にも波及し、ドル売り円買いが


強まった一因にもなっています。





トランプ大統領周辺ではますます混迷度が強まり、先週末には「恩赦」という言葉までで出てくる始末。


困ったことに、当のトランプ氏はこの政権の混迷を意に介している様子がないことです。


今週も引き続きトランプ政権が混迷度を増していくのかどうかが焦点の一つです。


また今週は25−26日にFOMCと、さらに28日には4−6月期のGDP速報値が発表されます。





FOMCについては、今回はイエレン議長の記者会見が予定されてなく、声明文のみが発表されることから


「無風」だと思われます。


それでも声明文の内容が、年内あと1回の利上げが見込まれている現在の景気判断に変化がなのかどうかは


重要なポイントになります。


市場での利上げ観測がやや後退する中、この流れにブレイキがかかるのかどうか注目されます。





週末の4−6月期GDP速報値にも注目が集まります。


1−3月の確定値は1.4%で、最近にしては低水準の結果に終わっています。


市場予想は2.5%と、やや高めの予想ですが、これが上振れしドル円下落に歯止めがかかるのか


どうかといったところです。


トランプ政権の混迷と長期金利の低下を手掛かりに110円台まで売られてきたドル円ですが、110円台を


維持できるのか「正念場」を迎えています。


個人的には110円台を維持でき、仮に110円割れがあったとしても、そこから大きく下落することは


ないのではと予想していますが、逆にドル円を取り巻く環境に目を向ければ、ドルを買う材料に乏しい


のも事実です。


今週はドルの下値を探る展開になろうかと思います。





同時に1.16台後半まで上昇しているユーロドルの動きも気になります。


そこそこの水準まで買われたと思っていますが、さらに一段高を演じるよだと、ドル円でも円の連れ高


が連想されます。


こちらも動きにも注意したところです。









■ 今週の注目材料 ■



7/24(月)

  • 独   独7月製造業PMI(速報値)
  • 独   独7月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏7月総合PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏7月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏7月サービス業PMI(速報値)
  • 米   6月中古住宅販売件数
  • 米   IMF、世界経済見通し



  • 7/25(火)

  • 日   日銀金融政策決定会合、議事要旨(6月15日、16日分)
  • 独   独7月ifo景況感指数
  • 米   FOMC(26日まで)
  • 米   5月FHFA住宅価格指数
  • 米   5月ケース・シラ−住宅価格指数
  • 米   7月消費者信頼感指数
  • 米   7月リッチモンド連銀製造業指数
  • 米  企業決算 →マクドナルド、キャタピラー、GM、AT&T、デュポン、3M



  • 7/26(水)

  • 豪   豪第2四半期消費者物価指数
  • 英   英4−6月期GDP(速報値)
  • 米   FOMC 声明発表
  • 米   6月新築住宅販売件数
  • 米  企業決算 → コカコーラ、ボーイング、フェイスブック



  • 7/27(木)

  • 中   中国 6月工業利益
  • 欧   ユーロ圏6月マネーサプライ
  • 米   6月耐久財受注
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米  企業決算 → P&G、ツイッター、ベライゾン、インテル、スターバックス、アマゾン



  • 7/28(金)

  • 豪   豪第2四半期生産者物価指数
  • 日   6月失業率
  • 日  6月消費者物価指数
  • 日   日銀金融政策決定会合における主な意見(7月19、20日分)
  • 独   独7月消費者物価指数(速報値)
  • 欧   ユーロ圏7月景況感指数
  • 欧   ユーロ圏7月消費者信頼感(確報値)
  • 米   4−6月GDP(速報値)
  • 米   7月ミシガン大学消費者マインド(確定値)
  • 加   カナダ5月GDP



  •  
    7/22(土)

     



    7/23(日)





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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。