今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(12/11 〜 12/17)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・ 112.500 〜 115.00
ユーロ/円 ・・・  132.00 〜 137.00
豪ドル/円 ・・・  84.00  〜 87.00
=======================================================




ドル円は週明けの月曜日には113円70銭前後までドル高が進み、11月の直近高値である


114円74銭に一歩近付いてきました。


北朝鮮問題では依然としてリスクがあるものの、これまでと同じように、「非難の応酬」に


終始し、武力衝突には至らないという見方が強まってきました。


そんな中、税制改革法案では法人税の20%への引き下げで上院下院が可決し、まだ細かい


ところでは調整する必要があるものの、年内成立への明るさも出てきました。





またトランプ政権の政策の柱に一つである「インフラ投資」も、ようやく議論になり始めて


きました。


投資規模は10年で1兆ドル(約113兆円)という大規模なもので、この内容がより具体化すれば


長期金利に上昇圧力になろうかと思います。





今週は13日(水)の今年最後のFOMCが開催され、ここで今年3回目となる利上げが決定される


思われます。


今回の利上げについては既に完全に市場に織り込まれており、これ自体材料にはならないと


見られます。


市場の関心は、2018年度の利上げ回数に移っており、ドットチャートが前回からどのような変化


を見せるかに集中しています。





金利先物市場から推測できる市場の来年の利上げ回数は1から2回です。


FOMCメンバーが予想する利上げ回数とはまだギャップがあり、これが今回のFOMCを経て


どのように変わるのかが注目されます。


仮に、これが市場の見方に近い2回の方向に鞘寄せされるようだとドル売りが優勢となり、


再び112円方向に向かう可能性があります。


一方で、先週末の雇用統計でも確認されたように米国の労働市場は引き続き順調に拡大している


と見られます。





経済指標全体を見回しても、多くの指標が予想を上回るケースが続いており、これがドルを


支える構図が続くと予想しています。


今週は久しぶりに114〜115円を試すチャンスがあるかもしれません。


その場合、きっかけになるのが13日のFOMC声明文と、その後のイエレン議長の発言という


ことになります。









■ 今週の注目材料 ■



12/11(月)




  • 12/12(火)

  • 独   独12月ZEW景況感指数
  • 英   英11月物価統計
  • 米   FOMC(13日まで)
  • 米   11月生産者物価指数
  • 米   11月財政収支 
  • 米   アラバマ州上院補欠選挙



  • 12/13(水)

  • 独   独11月消費者物価指数(改定値)
  • 欧   ユーロ圏10月鉱工業生産
  • 欧   OPEC月報
  • 英   英11月雇用統計
  • 米   11月消費者物価指数
  • 米   FOMC 政策金利発表



  • 12/14(木)

    豪   豪11月雇用統計
  • 日   10月鉱工業生産(確定値)
  • 中   中国 12月小売売上高
  • 中   中国 12月工業生産
  • 独   独12月製造業PMI(速報値)
  • 独   独12月サービス業PMI(速報値)
  • 英   BOE政策金利発表
  • 英   BOE議事録
  • 欧   ECB政策金利発表
  • 欧   ドラギ・ECB総裁記者会見
  • 欧   ユーロ圏12月総合PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏12月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏12月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   IEA月報
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   11月小売売上高



  • 12/15金)

  • 日   日銀短観
  • 欧   ユーロ圏10月貿易収支
  • 米   12月NY連銀製造業景気指数
  • 米   11月鉱工業生産
  • 米   11月設備稼動率



  • 12/16(土)




    12/17(日)





    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。