マーケット・プレディクション(2/2〜2/6)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 87.00 〜 92.00
ユーロ/円 ・・・ 111.00 〜 118.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2100 〜 1.28500
今週の焦点は、欧州では5日のECB理事会で、米では6日の雇用統計ということに
なります。
5日のECB理事会での追加利下げの可能性が高まってきています。
1月の利下げを決めた後の記者会見では、「次の重要な会合は3月」と明言して。
2月の理事会での利下げは無いとの印象を与えていましたが、
その後、独の失業率の急上昇、ユーロ圏全体の失業率の上昇、同消費者物価指数の
下落など、ユーと圏を取り巻く経済環境の悪化が利下げを催促した形と
なりつつあります。
そして、トリシェ総裁は1月29日には「政策金利を2%以下まで引き下げ、
景気支援に向け他の策も講じることは可能。」と利下げを示唆したことで、
ユーロの下落に一層拍車がかかってきました。
英ロイヤルバンクオブスコットランドの巨額赤字、格付け会社による、スペイン、
ギリシャ、あるいはアイルランドなどの長期国債格下げなどもユーロ売りを後押し
している状況です。
早期の追加利下げは不可避であると考えるのが妥当でしょう。
米国については悪材料はかなり織り込まれてきているものと思われます。
先週末のGDPでは市場予想▼5.5%を、実際には▼3.8%だったことで
やや楽観論もでたようですが、その後発表された指標はいずれも厳しいもの
ばかりでした。
しかしそれでもドル/円は90円を挟む展開が続いており、単体で見る限り
やや方向感がありません。
注目の1月雇用統計では、失業率7.5%(2008年12月は7.2%)、
非農業部門雇用者数は50万人を超えるとの予想がでています。
仮に市場予想通りとしたら、それ自体で、ドル/円が大きく売られることにはならないと
思いますが、ユーロ/円が110円に近づくようだと、その影響で、ドル/円が
トレーディング・レンジの下限を割り込み87円を試しにいくことは
十分考えられるので注意を要します。
■ 今週の注目材料 ■
- 2/2 (月)
米 1月ISM製造業景況指数
米 12月個人所得、個人消費
- 2/3 (火)
欧 ユーロ圏12月生産者物価指数
米 12月中古住宅販売留保
- 2/4 (水)
欧 ユーロ圏12月小売り売上高
米 1月ADP全国雇用者数
米 1月ISM非製造業景況指数
- 2/5(木)
欧 ECB理事会
欧 10−12月期決算 ドイツ銀行
- 2/6(金)
米 1月雇用統計
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