マーケット・プレディクション(3/16〜3/20)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 95.00 〜 100.00
ユーロ/円 ・・・ 124.00 〜 129.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2500 〜 1.3000
今回のドル高円安が2月の16日に発表された日本の08年10−12月期
GDP発表がきっかけだったすれば、今日で丁度1ヶ月が経過したことに
なります。
現在、このコメントを書いている時点でドル円は98円40銭近辺で、
先週末のNYでのドル高値を一度テストして「コツン」と頭を叩かれ
ややドルが上げ渋っているところです。そうかと言って大きく下げる気配も
今のところありません。
明確な方向感が無い中、どちらかと言えば95円ー100円のレンジでは
100円をトライする可能性の方が高いと観ています。
1ヶ月間、上記レンジ内で取引が行われてこたことで、市場ではエネルギーも溜まってきており、
これまで「米経済の悪材料には反応せず」安全資産としてのドルが買われ、「好材料には反応」
する状況を考えるとドルが大きく売られ95円を割り込み90円に向かう材料を探すのは
簡単ではありません。
一部にはFRBが米国債買い入れに踏み切り、長期金利が低下することでドルが売られる
との見方がありますが、金利差だけでは限界があると思います。
むしろ、米株式市場の急回復に見られるように、米金融市場の安定が確認されれば
ドルが大きく上昇することも否定できません。
先週バーナンキFRB議長は就任後初めてTVインタビューに応じました。
CBSテレビの番組「60ミニッツ」で、「(景気回復には)政治的な意思と安定した
銀行システムが欠かせない。」との考えを示し、「政府が金融市場の安定化に
成功すれば、リセッションは年内に終わり、2010年には景気拡大に転じる公算が
大きい。」との考えを強調しています。
(ブルームバーグ)
今週は日米で金融政策に関する会合が開けれますが、さらなる追加利下げの余地はなく
どちらも長期債の買い入れに踏み込むかが注目されています
また今週には「バッドバンク」構想の具体的な詳細が発表される予定で、
官民共同でファンドを設立する構想は決まっているものの、投資家が参加の是非を
判断できるような具体的な内容を提供することが求められています。
その内容によっては民間からの資金が思ったほど集まらず、500兆円とも言われる
米金融機関の不良債権額との比較において政府の財政負担が増す可能性もあります。
■ 今週の注目材料 ■
- 3/16 (月)
欧 2月ユーロ圏消費者物価指数
米 3月NY連銀製造業景気指数
米 2月鉱工業生産
米 3月NAHB住宅市場指数
- 3/17 (火)
日 日銀金融政策決定会合(18日まで)
欧 3月ユーロ圏ZEW景況感指数
欧 3月独ZEW景況感指数
米 2月生産者物価指数
米 2月住宅着工件数
- 3/18 (水)
日 1月景気動向指数
米 2月消費者物価指数
米 FOMC
- 3/19(木)
欧 週間失業保険申請件数
米 フィラデルフィア連銀景況指数
- 3/20(金)
欧 2月独生産者物価指数
欧 1月ユーロ圏貿易収支
米 バーナンキFRB議長講演(フェニクスで)
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。 |