今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(3/23〜3/27)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  94.00 〜 99.00
ユーロ/円 ・・・ 128.00 〜 133.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3300 〜 1.3800


為替が良く動いています。

特にユーロの動きには目を見張るものがあります。

先週1週間でユーロドルは1.28台から1.37台へと約900ポイントの

上昇です。

IMFとEU内で中、東欧諸国への支援体制強化を打ち出したことがきっかけ

ですが、予想以上のインパクトを市場に与えたようです。

目先1.3840辺りに200日移動平均線が下がってきており、強い抵抗線

となる可能性はありますが、この水準を抜けるかどうかは今後の相場を予想

する上で非常に重要なポイントになってくると思います。

強い抵抗線があるものの、ユーロが上昇し、この水準をテストするものと思います。

同時にユーロ円も目先の抵抗線を抜けたことから137円を試す公算が大きいと

観ています。



ドル円はFRBが先週、長期債の買取りを決定したことで長期金利が急落。

一日で約0.5%下げるという異常な反応を見せました。

金利の急低下を受け、ドル円は96円台から93円55銭まで売られました。

日米金利差の縮小と、買取りによりFRBのバランスシートの毀損という問題

を背景にドルが大きくう売られたわけです。

しかし、さすがに売られすぎたのか月曜日時点では底値から3円ほどドルが買われて

おり、丁度この間の下げの半値戻しを達成しました。

先週まで95円ー100円のレンジを、仮に試すとすれば100円の方と

考えていましたが、上述の動きで相場観の修正を余儀なくされてしまいました。

しかし、そうは言ってもドル円は1月半ばのあのドル急落場面とは異なります。

先進諸国で最も景気の落ち込みの大きい日本は、今やデフレ兆候さえでてきています。

今後も景気対策の遅れが顕在化する4月日銀短観に向け、ドルの押し目を拾って

見たいと思います。

■ 今週の注目材料 ■



3/23 (月)


  •  
  • 欧  1月ユーロ圏貿易収支     
  • 米   2月中古住宅販売件数        
  • 3/24 (火)


     
  • 日   日銀金融政策決定会合議事要旨     
  • 欧   1月ユーロ圏経常収支 
  • 欧   日米欧金融機関首脳会合(ロンドン)   
  • 米   3月リッチモンド連銀製造業指数   
  • 米   1月住宅価格指数  
  • 米   オバマ大統領記者会見 
  • 米   AIGボーナス問題でガイトナー長官、バーナンキ議長       議会証言
  • 3/25 (水)


  • 日   2月貿易統計 
  • 欧   3月独IFO景況指数   
  • 米   2月耐久財受注   
  • 米   2月新築住宅販売件数   
  • 3/26(木)


  • 欧   4月独GFK消費者信頼感調査     
  • 米   週間失業保険申請件数     
  • 米   第四半期GDP確保値   
  •  
    3/27(金)


  • 欧   3月独消費者物価指数        
  • 米   2月個人消費支出     
  • 米   3月ミシガン大学消費者信頼感指数   

  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。