マーケット・プレディクション(3/30〜4/3)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 94.00 〜 99.00
ユーロ/円 ・・・ 128.00 〜 135.00
ユーロ/ドル・・・ 1.300 〜 1.3600
先週のドル円は神経質な動きであったものの、96−99円の狭いレンジが抜け切れず
方向感を見つけにくい展開でした。
3月20日のNYで95円を割り込み、一気に93円55銭まで円高が進みましたが
戻りも早く、元の鞘に収まった感があります。
今週は相場の方向感がでるための材料は目白押しです。
今朝発表された2月の鉱工業生産指数は1月から下落幅が縮小したとはいえ
▼9.4%と過去3番目の大幅な下落でした。
引き続き4月1日には日銀短観が発表されますが、こちらも大企業・製造業DIは
「マイナス55と1975年5月(マイナス57)以来の低水準と観る。」
(トムソンローター)と既に相当の悪化を見込んでいます。
再び、日本経済の弱さに着目した円売りがでる可能性も否定できません。
そして、その後に「ECB理事会」があり市場では0.5%の利下げは織り込みつつ、
焦点はECBがFRBのように量的緩和に踏み切るかどうかが注目されています。
量的緩和を実施すれば、先々週の米長期債の急低下で観られたように、
ユーロが大幅に下落することは避けられないところです。
更に米国では雇用統計があり、ロンドンではG20金融サミットも開かれ、
先週、英ブラウン首相は「為替も議題の1つ」と発言しているように
こちらからも目が離せません。
そしてもう一つの焦点は「GM、クライスラー」問題でしょう。
オバマ大統領は先週26日に「数日中に結論がでる。」とコメントしていました。
現段階では政府が追加資金を投じて救済する可能性が高まったと思えます。
GMのワゴナーCEOが辞任したとの報道もあり、かなりの規模のリストラを
条件に破綻を回避する可能性が高いでしょう。
政府としてもやや経済回復に明かりが見え始めた現時点での破綻は避けたいというのが
本音と思えます。
いずれしても、ドル円のトレーディングレンジが抜けるとしたら今週で、ユーロの方向性が
見えてくるのも今週でしょう。
■ 今週の注目材料 ■
- 3/30 (月)
日 2月鉱工業生産指数速報値
欧 3月ユーロ圏消費者信頼感指数
- 3/31 (火)
欧 3月ユーロ圏消費者物価指数
欧 3月独失業率
米 1月ケースシラー住宅価格指数
米 3月シカゴ購買部協会景気指数
米 3月消費者信頼感指数
- 4/1 (水)
日 日銀短観
欧 2月ユーロ圏失業率
米 3月ISM製造業景況感指数
米 3月ADP雇用者数
- 4/2(木)
欧 G20金融サミット(ロンドン)
欧 ECB理事会
米 週間失業保険申請件数
- 4/3(金)
欧 EU非公式財務相会合(プラハ)
米 バーナンキFRB議長講演
米 3月雇用統計
米 ISM非製造業景況感指数
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