マーケット・プレディクション(4/20〜4/24)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 97.00 〜 101.00
ユーロ/円 ・・・ 125.00 〜 130.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2700 〜 1.3100
先週は米経済指標が多く発表されましたが結果はまちまちで、景気底入れ確認
とまでは行きませんでした。
1-3月期決算を発表した米大手4行はいずれも黒字を確保し、今週発表予定の
大手2行もどうやら同様の結果を発表しそうです。
その結果、先週末時点で7行が公的資金を前倒しで返済したと米財務省は発表しています。
短期金利が歴史的低水準で推移していることを背景に「利ざや」が急拡大し、
これが収益を底上げしていることが背景です。
また、地区連銀経済経済報告(ベージュブック)では5地区で景気縮小のペースが
緩和しているとし、住宅にもやや明るい兆候が見えてきたとの報告がなされました。
一方で3月住宅着工件数は前月比10.8%の減と、再びマイナスに転じ過去2番目の水準にまで落ちこみました。
3月の鉱工業生産も芳しくありません。
このように米経済は依然としてまだら模様で、今後「雇用」と「住宅」指標に安定的な
改善傾向を示すかどうはまだ予断を許さないとこころです。
この点では、為替相場に対してはニュートラルだと思われますが、
株式市場では日米とも景気後退の最悪期は脱したの見方から、一時の悲観論は
後退し回復傾向にあります。
こちらはこのところの株式市場との関連性が高いことからややドル高に作用するかもしれません。
今週はドル円ではややドル高円安、ユーロドルではドルでもユーロの下値を確認する
動きになると予想します。
仮に、ドル円の上昇が鈍く、頭を押さえられる展開になると、ユーロ円を含めたクロス円は
円高傾向が鮮明になる可能性があります。
特にユーロについては先週トリシェ総裁が量的緩和について明言したことで、ユーロ売りが
加速しそうな気配です。ユーロドルの1.27台、ユーロ円の127円台へのテストも
あるかも知れません。
短期のテクニカルではいずれも売りシグナル点灯です。
また、株式市場は堅調とは書きましたが、急激なクロス円での円高が株式市場を
軟化させることも考えられます。
住宅関連の指標が多く発表されることからその内容を睨みながらクロス円の売り場を
探すスタンスで臨みたいと思います。
米銀の決算発表については22日(水)のモルガンスタンレーの発表を
注目したいと思います。
GM問題は先週に引き続き目が離せません。
■ 今週の注目材料 ■
- 4/20 (月)
米 09年1−3月期決算発表 →バンクオブアメリカ、IBM
- 4/21 (火)
欧 独3月生産者物価指数
欧 独4月ZEW景況感調査
欧 ユーロ圏4月ZEW景況感調査
米 シティーグループ株主総会
- 4/22 (水)
英 BOE議事録
米 2月FHFA住宅価格指数
米 09年1-3月期決算→モルガンスタンレー
- 4/23(木)
欧 ユーロ圏2月経常収支
米 週間失業保険申請件数
米 3月中古住宅販売件数
- 4/24(金)
欧 独4月ifo景況指数
米 3月耐久財受注
米 3月新築住宅販売件数
米 G7(ワシントン)
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。 |