マーケット・プレディクション(5/4〜5/8)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 97.00 〜 101.00
ユーロ/円 ・・・ 130.00 〜 136.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3050 〜 1.3600
先週はドルの底堅さを確認すると同じに、円の弱さも実感した週でした。
クライスラー破綻の報でドル売りに傾いたものの、織り込み済みということで
市場は全く反応せず、その後の米経済指標の改善に素直に反応しました。
米株式市場の堅調さを背景に長期金利が3.1%台に載せ、金利差からもドル買いを
促している面はあるが、こののまま100円台を一気に超えて行くかどうかはやや不透明です。
クラースラーは破綻という形で決着したが、今月末にはもう一つの懸念材料であるGMの
再建計画の提出期限がきます。
クライスラーに比べ取引先の数や規模も大きく異なるため、万が一破綻ということになれば
その影響はクラースラーの比ではなく、今度は確実にドル売り材料として市場は反応するものと
思われます。
工場の閉鎖、人員の削減、ブランドの絞り込みなど一応再建に向けたリストラは進んでいるものの
このままではすんなりりと政府に受け入れられるとは思えません。
4月の自動車販売台数でもGMは前年同月比34%減と歯止めはかかっていません。
今後も本業の自動車の売れ行きは大幅に伸びないという前提にたったリストラ策を進めないと
収益面での回復は遅れることになります。
今週も相場が動くには十分材料があります。
7日木曜日にはECB理事会での政策金利発表です。
市場では0.25%の引き下げはほぼ間違いないと観ており、焦点は量的緩和に踏み切るかどうかです。
トリシェ総裁は東京での記者会見で、量的緩和に踏み切る可能性を示唆しています。
また、7日には注目のストレステストの結果公表も予定されたおり、内容次第では相場の波乱
要因になることは必至です。
そひて、8日には米雇用統計が控えています。
4日午後現在ドル円は99円45銭近辺です。
東京がGW中ということで基本的には小動きですが、先週末のドル高値近辺で張り付いています。
テクニカル的にはドルロング優勢の中、100円を超えることができるかどうかがポイントに
なりそうです。
この水準を超えた場合にはさすがにドルショートもストップロスを持ち込まざるえず、
ドル高に拍車がかかることも考えられます。
一方この水準を抜け切れなかった場合には、ドルの上値が重たいという印象はぬぐえませんが、
ただ、ドル急落は考えにくいと思います。
現在のところ、95円が遠くなったというイメージです。
■ 今週の注目材料 ■
- 5/4 (月)
欧 ユーロ圏財務相会合
米 3月中古住宅販売留保
- 5/5 (火)
豪 RBAキャッシュターゲット
欧 ユーロ圏3月生産者物価指数
欧 EC財務相理事会
米 4月ISM非製造業景況指数
米 バーナンキFRB議長議会証言
米 イエレン サンフランシスコ連総裁講演
- 5/6 (水)
欧 ユーロ圏3月小売売上高
欧 09年1−3月期決算発表 →仏BNPパリバ
米 ADP雇用者数
- 5/7(木)
英 BOE政策金利発表
欧 ECB政策金利発表
欧 09年1−3月期決算発表 →仏ソシエテジェネラル
米 週間失業保険申請件数
米 バーナンキFRB議長講演(シカゴ)
- 5/8(金)
日 日銀金融政策決定会合議事要旨
欧 独3月貿易収支
欧 独3月鉱工業生産
欧 09年1−3月期決算発表 →独コメルツ銀行
米 4月雇用統計
米 ゴールドマンサックス株主総会
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