マーケット・プレディクション(6/8〜6/12)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 95.00 〜 100.00
ユーロ/円 ・・・ 134.00 〜 139.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3700 〜 1.4150
先週のドル円は「GM破綻」のニュースも見事に織り込み、前半は94円台でのもみ合いも
ありましたが、週末には雇用統計を受けて一気に98円台後半までドルが買われました。
95円を挟むもみ合いから95円ー100円のレンジに戻ってきたと思われます。
98円の後半は1ヶ月ぶりのレベルですが、テクニカル的には97円から98円に
かけて存在した「雲」も完全に上抜け、日足で見る限り4月6日に記録した101円45銭からの
下降トレンドラインをも上抜けしています。
今後のターゲットは週足での「雲」に突入する100円台半ばから後半ということに
なりそうです。
先週末の雇用統計で非農業部門雇用者数の減少幅は市場予想を大きく下回り、昨年
12月の水準まで戻ったことになります。
2008年1月から始まった雇用者数の減少は今年3月には米景気低迷を受け
マイナス66万人と大幅な雇用減少を記録するにいたっております。
クラースラーに続きGMの破綻が先週あったばかりですから、このまま減少幅が縮小
し続けるとも思えませんが、一方では先週、世界最大の小売業であるウォルマートは
今年度中に2万2千人を新規に雇用することを発表しております。
今後上下にぶれることは多少あっても、個人的には米雇用調整のボトムは
確認したように思います。
ただ、今回の発表で失業率の方は9.4%と大幅に悪化し、これは1983年以来
26年ぶりとなり、「年内に10%に載せる」という声があるのも事実です。
米長期金利の上昇が続いています。
株高を背景にリスク許容度が高まり、資金が安全資産としての国債から、リスクは高いが
その分リターンも見込める資源国通貨へと流れています。
原油、金などの商品が上昇のスピードを速めており、オーストラリア、ブラジル、
南アフリカなどの通貨は軒並み上昇しており、資源高=通貨高の好循環が続いている
ことが背景にあります。
米国債の格付け引き下げがないという前提に立つならば、今後米長期金利の大幅上昇は
考えにくく、投資妙味という点では、金利差拡大が投資資金を呼び込むということも
考えられなくはありません。
今週は重要な経済指標はありません。週末にG8財務相会合が予定されていますが、
為替がメインの議題になることはないでしょう。
世界的に金融が安定しつつあることで、引き続き各国が緊密に連絡を取りながら
安定化に協力しあうという声明文を想定しています。
■ 今週の注目材料 ■
- 6/8 (月)
日 景気ウオッチャー 調査
米 NYダウ30種平均の銘柄入れ替え。
GMとシティーが除外され、トラベラーとシスコシステムズは
新規に採用。
- 6/9 (火)
日 4月景気動向指数(速報)
欧 独4月貿易収支
欧 独4月鉱工業生産
米 4月卸売売上高
- 6/10 (水)
日 4月機械受注
欧 独5月消費者物価指数
米 4月貿易収支
米 5月財政収支
米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
- 6/11(木)
欧 ECB月例報告
米 5月小売売上高
米 週間失業保険申請件数
- 6/12(金)
日 4月鉱工業生産
日 5月消費者態度指数
欧 G8財務相会合(イタリア、レッチェ)
欧 4月ユーロ圏鉱工業生産
米 6月ミシガン大学消費者信頼感指数
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