マーケット・プレディクション(6/15〜6/19)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 95.00 〜 100.00
ユーロ/円 ・・・ 135.00 〜 140.50
ユーロ/ドル・・・ 1.3600 〜 1.4200
今週の焦点は引き続き高金利通貨、資源国通貨が買われるかどうかが注目される。
ドル円にやや手詰まり感が出る中、先週は資源国通貨、高金利通貨が軒並み対ドルで
上昇し、ポンド円は162円半ば、豪ドル円は82円半ばと昨年秋の水準まで戻っています。
リスク許容度が高まったことで相対的に金利の低いドルと円が嫌われ、豪ドル、NZドルなど高金利
通貨に資金が流れたからです。
相場の方向性を決定づけるものに需給とポジションの偏りがあります。
今回の低金利通貨売りもここ1ヶ月以上続いており、偏りという意味では
いつ巻き戻しが起きても不思議ではありません。
先週金曜日にはポンド円が162円70銭近辺を記録した後160円の半ばまで売られました。
その後再び上昇傾向を見せましたが160円を割り込むと下落傾向に拍車がかかる可能性が
あります。
対主要通貨で円売りが積み上がっていることから、ここは注意したいところです。
そのポジションがさらに積み上がるのか、巻き戻しが入ってくいるのかは16日に
ロシアで予定されているブラジル、ロシア、インド、中国首脳が一堂に会する首脳会議が
非常に注目されます。
主要国首脳会議(サミット)以外で初めて独立して行われるこの会議はドルに代わる基軸通貨を
模索するということと、これまで獲得した外貨を米国債以外で運用するこのとの可能性について
意見が交換される見通しです。
ロシア、ブラジルはすでIMF債への投資を表明しており、中国はそこまで言明していないまでも
ドルに代わる代替通貨へは積極的です。
残るインドがこれら三国に同調するようだとドル離れが一段と具体化することも考えられます。
今回の会議では終了後に共同声明を予定していることにあり目が離せません。
上記BRICs首脳会議以外では同日に発表予定の米住宅着件数と鉱工業生産がやはり
注目され、16日は「スーパーチューズデー」になりそうです。
ドル安要因としては米長期金利の行方。一方円安要因としては北朝鮮問題と都議会選挙が
挙げられます。
昨日、千葉市長選では民主党推薦の候補が当選しており、直近の調査では麻生内閣の支持率は
再び19%との結果もでています。
このままの状況では都議選での民主党の大躍進も否定できません。
テクニカルからの視点でもドル円は200日移動平均線を上回っており、一目の「雲」の
上限からも上抜けしています。
100円に近づく場面の可能性が高いと思います。
■ 今週の注目材料 ■
- 6/15 (月)
日 日銀金融政策決定会合(6/16まで)
米 6月NY連銀製造業景気指数
米 6月NAHB住宅市場指数
- 6/16 (火)
欧 6月独ZEW景況感調査
欧 5月ユーロ圏消費者物価指数
欧 BRICS 首脳会議
米 5月住宅着工件数
米 5月建設許可件数
米 5月鉱工業生産
- 6/17 (水)
日 月例経済報告
英 BOE議事録
英 5月失業率
欧 4月ユーロ圏貿易収支
米 5月消費者物価指数
米
- 6/18(木)
欧 ECB定例理事会
欧 EC 首脳会議
米 週間失業保険申請件数
米 5月景気先行指数
米 フィラデルフィア連銀景況指数
米 ガイトナー長官下院で議会証言
- 6/19(金)
日 日銀政策金融決定会合議事録(5/21,22日分)
欧 5月独生産者物価指数
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